読み終わったミステリについてコメント。でも最近は脇道にそれぎみ。 このブログは水樹奈々さんを応援しています。

中之島に夜景を撮りに行きました。 

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 こんにちは!
 管理人のウイスキーぼんぼんです。

 中之島に夜景を撮りに行きました。
 夏場は虫が多いので夜景撮影には向いていない、というのを何処かで聞いたことがあるのですが、あまり気にしないようにします。
 夜景撮影なんてしばらくぶりです。あんまり遠くへ行くのもしんどいので、近場の中之島です。
 ちなみに中之島は有栖川有栖さんの『鍵の掛かった男』の舞台でおなじみですね。


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 ホワイトバランスをカメラ任せにすると、なんだかオレンジ感が強いので「蛍光灯」で撮影しています。


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  F11まで絞ると、光芒がきれいに出ました。

 今回は全てマニュアルモードで撮影したのですが、いろいろ自分で設定して撮るのも面白いですね。
 個人的に、人の多い場所で撮影することが多いので、のんびりじっくり撮るのも良いものです。川沿いには夜釣りをしているおじいさんや、ジョギングをしている方もいました。


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 写真はセンス、という言葉をよく聞く一方で、とにかく場数を踏んでシャッターを切る事が大事、とも聞きます。
 時間的にも週末にしかシャッターを切れないので、週末には必ず何処かに出かけようと思います。







 わたしがよく見るユーチューブの動画(あえてユーチューバーとは書かない)に伴貞良さんがいるのですが、ほんとうに役に立ちます。わたしの目指すところです。
 いまはプロカメラマンとして活躍している方ですが、カメラデビューが30歳手前だそうで、おっさん向けにカメラの撮影技術向上のために動画をアップロードされている方です。
 写真の添削以外にも、現場での撮影の様子、Lightroomを使っての現像、などプロが何をしているのか、言葉での説明以外の様子(たとえば三脚を立てる手際の良さ、Lightroomのパラメータのいじり方などなど)が本当に参考になります。カメラの新製品のレビュー、自身の完成された「作品」を見せるだけのユーチューバーとは違って好きです。





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[ 2017/08/28 19:53 ] 【写真・カメラ】 | TB(0) | CM(0)

鳥飼否宇「紅城奇譚」 

紅城奇譚紅城奇譚
2017/7/13
鳥飼 否宇

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★★★★☆



 【内容紹介】

 奇想、天を焦がし、城を堕とす。

 ときは戦国。九州に、謎と血にまみれた城があった――。

 織田信長が天下統一をもくろみ、各地の戦国大名を次々と征伐していた16世紀中頃。九州は大友、龍造寺、島津の三氏鼎立状態となっていた。そんななか、三氏も手を出せない国ーー勇猛果敢で「鬼」と恐れられた鷹生氏一族の支配地域があった。その居城、血のように燃える色をした紅城で、次々と起こる摩訶不思議な事件。消えた正室の首、忽然と現れた毒盃、殺戮を繰り返す悪魔の矢、そして天守の密室……。眉目秀麗な、鷹生氏の腹心・弓削月之丞が真相解明に挑む!




 良作です。最近の作者は高打率で嬉しいです。
 鳥飼さんというと、鳶山久志を探偵役とするネイチャーミステリーシリーズや、綾鹿市を舞台としたバカミス・逆説シリーズなどが思い浮かびますが、それらとは一線を画すのが本書で、過去作と比べて若干毛色が違います。
 舞台は戦国、紅城が舞台です。日本各地の戦国大名の情勢が冒頭で描かれるものの、基本は紅城が舞台となります。ゆるく閉じたクローズドサークルと言ってもよく、その狭い空間、限られた登場人物の中であれやこれやの事件が勃発するのは本格ミステリ度合いの強い造りと言えます。
 正室の死がすべての始まりとなり、紅城とその城主一族が次々と血に染められる展開は容赦が無く、テンポの良さとあいまって読ませます。正室の首の消失、忽然と現れた毒盃、殺戮を繰り返す悪魔の矢、これらの謎が一つずつ現れて、探偵役の弓削月之丞がその都度謎を解いていきます。連作集のように事件→解決が繰り返されるのですが、弓削月之丞の謎解きに抗うかのように、事件の数以上の人が死んでいく展開は、まさに正室の呪いを疑うしかありません。このような、理詰めの推理と超自然的な現象(呪い)が好バランスで描かれるのも本書の特徴です。
 上記の不可能犯罪(事件)が描かれ、数多くの人物が死にゆき、精も根も尽きたころに現れるのが、大ネタ「天守の密室」です。これまでの謎は前フリにしか過ぎなかったのだ!という絶望感と共に現れるこの不可能犯罪は、謎の強度も然ることながら、トリックについても読者の盲点を突いた、極めてアイデアあふれるネタで要注目です。まさにラスボス。とは言え多少なりともバカミス要素を含んでいるため、作者にしては毛色の違う物語が、ここに来て作者らしさを見せたという点では、すこしホッとしたのが正直なところです。

 あと関係ないですが、近所の書店には本書がミステリの棚では無く、歴史小説の棚に置いてあって戸惑ったのですが、まごうことなき本格ミステリです。むしろ密室ミステリにおける本年度の収穫のひとつと言って良いレベルの作品です。おすすめ!

[ 2017/08/27 19:49 ] 鳥飼否宇 | TB(0) | CM(0)

有栖川有栖「名探偵傑作短篇集 火村英生篇」 

名探偵傑作短篇集 火村英生篇名探偵傑作短篇集 火村英生篇
2017/8/9
有栖川有栖

商品詳細を見る

★★★★★

新本格30周年
新本格ミステリ30周年おめでとうございます





 【内容紹介】

 臨床犯罪学者・火村英生と助手・有栖川有栖のコンビが、美しく謎を解く、多彩な事件を散りばめた短篇集。火村と怪人物との丁々発止の対決を描く「ジャバウォッキー」、犯人を論理的に割り出す本格ミステリの王道「スイス時計の謎」、誘拐事件の意外な顛末とは?「助教授の身代金」他、全6篇を収録。




 30年前、新本格を仕掛けた講談社から、このたび3冊の名探偵アンソロジーが登場しました。
 有栖川有栖氏による名探偵・火村英生のアンソロジーが本書で、この他にも島田荘司氏の『名探偵傑作短篇集 御手洗潔篇』、法月綸太郎氏の『名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇』が同時発売されています。
 新本格30周年記念出版であることは間違いないですが、島田荘司氏が新本格派か否かの論争はしないほうが良かろうと思います。第三の波を支えた一人であることには間違いないからです。
 
 火村、御手洗、法月、と来たら、二階堂黎人氏の二階堂蘭子、歌野晶午氏の信濃譲二あたりのアンソロジーも欲しいな、と思ったのですが、火村、御手洗、法月はすべてTVドラマ化されていて、ある程度知名度がある(有栖川有栖氏については、ミステリを一切読まないわたしの母でも「聞いたことがある作家」程度には知っている作家のようです)ぶん、蘭子、信濃についてはアンソロジーを編む程の「格」は無いのか、と自分を納得させます。
 そもそもよく考えたら、信濃譲二については『放浪探偵と七つの殺人』くらいしか短編がないから、アンソロジーを編むに編めなかったりするし、なんだかんだで火村、御手洗、法月の三者がベストチョイスなんだろうと思いました。

 収録作品は以下の6編です。すべて講談社からリリースされた作品です。

 「赤い稲妻」
 「ブラジル蝶の謎」
 「ジャバウォッキー」
 「猫と雨と助教授と」
 「スイス時計の謎」
 「助教授の身代金」


 「赤い稲妻」や「ブラジル蝶の謎」などの初期作品なんかは、もう再読するのが十数年ぶりになります。個人的に当時と今とで変わったことと言えば、住む環境でしょうか。初読時は広島にいたのですが、今は大阪です。そう、火村&有栖川コンビのメインフィールドです。「ジャバウォッキー」に登場する地名、路線名、登場人物の移動が手に取るように分かるのが嬉しいですね。

 注意が必要なのが、この『名探偵傑作短篇集 火村英生篇』は火村英生の登場する短編作品の、ミステリとしてのクオリティを追求した「ベスト盤」では無い点です。
 もちろんどの短編も面白いのですが、面白さよりも名探偵・火村英生の“ひととなり”を知ることに力点の置かれた編集のように感じました。ホワイダニットで言えば、「ブラジル蝶の謎」よりも「モロッコ水晶の謎」のほうが上だと思うのですが、後述する通り「ブラジル蝶の謎」には、シリーズ読者ならば避けて通れないワンシーンが描かれているからです。

 「赤い稲妻」「スイス時計の謎」は日本のエラリー・クイーンと言われた作者の持ち味が発揮された正攻法パズラー、「助教授の身代金」については、既存の様式を絶妙にずらしてみせて新しさを見出した変化球で、東野圭吾氏の『容疑者Xの献身』を想起する読者もいるかもしれません(比べるものではないかもしれませんが、発表は有栖川氏のほうが早い)。
 他方で「ブラジル蝶の謎」では、ブラジル蝶が天井に貼り付けられたホワイダニットの真相よりも、むしろクライマックスにおける、犯人の叫びと火村の告白のほうに見どころがあると言っても良いです。
 「私の知り合いの男はな、あんた[火村英生:引用者注]のことを化け物だと言ってたよ。天才の譬えじゃない。ただの化け物だ。」
 「人を殺したいと思ったことがあるから」

 のやり取りは読者に鮮烈な印象を与えます。
 「ジャバウォッキー」はアリスミステリーの側面を持っている作品だし、「猫と雨と助教授と」では猫好きの火村の様子が描かれます。

 このように、本書一冊で、名探偵・火村英生がどのような人物なのか、そして作者である有栖川有栖氏がどのような本格ミステリを書くのか、が分かる造りになっています。これから有栖川有栖氏の本を読んでみよう、という読者にはもってこいの良短編集です。


 そうそう、書き忘れていましたが「スイス時計の謎」はノベルス版で読んだきりで、文庫版を読むのは今回が初めてだったのですが、少し筆が加えられているのですね。「ローマ字や漢字、カタカナで名前が入っていても~~」のくだりです。ネットで調べてみると、ノベルス版には無い文章だそうです。これを結論付けるには少し論理が飛躍していないでしょうか?何故このような記述を追加したのでしょう。
 以前…というかかなり前、「ジャーロ」か何かの雑誌で有栖川有栖氏は「『スイス時計の謎』の論理に不備はない」というようなことを言っていたのを覚えているのですが、それは文庫版が出る前だったかなぁ?文庫が出てだったかなぁ?と思い出せないものを思い出そうとするのでした。


[ 2017/08/25 21:51 ] 有栖川有栖 | TB(0) | CM(0)

つきじ かんの の中トロ三種盛り丼@築地場外市場 

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つきじ かんの



 築地場外市場で朝食を食べました。今まで訪れたことがなくて、一度行ってみたかった場所です。
 地下鉄の築地駅を降りて、場外市場までやってくると、おばちゃんが元気いっぱいに呼び込みをしていました。お客さんも入っていなくて空いていたので、入ってみることにしました。訪れたのは朝6時ごろです。
 最近、ニュースで場外市場の火事が報道されていて心配だったのですが、出火場所と思われる区画にはブルーシートが張られていました。


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中トロ三種盛り丼 1,300円



 中トロ三種盛り丼を注文してみました。メニュー表には一杯1,500円とあったのですが、なんか値引きしてくれて1,300円で頂きました。あと朝ごはんなのでなんとなくお味噌汁(100円)も一緒に注文です。

 正直1,300円でこの内容をいただけるのはお得なのではないかと思います。イクラがなんだか普通のイクラでしたが、中トロ、ウニ、いずれも悪くありませんでした。ウニはくさみがなくたいへんにミルキーで、中トロについては口の中で溶ける感じで美味しかったです。
 丼物とはいっても、全体のボリュームは少なめな印象。個人的には朝ごはんに食べるのには丁度よいサイズ感でした。


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関連ランキング:魚介・海鮮料理 | 築地市場駅築地駅東銀座駅

[ 2017/08/25 20:43 ] 【グルメ】 | TB(0) | CM(0)

高徳院の鎌倉の大仏さま 

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 鎌倉の大仏さまは高徳院にいます。
 最寄り駅は江ノ電の長谷駅ですが、JR鎌倉駅のロータリーからもバスが出ています。


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仁王門



 拝観料は大人200円です。
 もうほとんど大仏を見るためだけの拝観料と言ってもよく、仁王門をくぐって、角を曲がると正面に巨大な大仏さまが鎮座しています。


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 いわゆる「鎌倉大仏」と言われるこの大仏さまが、高徳院の御本尊の阿弥陀如来像です。
 大仏さまは現在、外にむき出しの状態ですが、昔は奈良の東大寺のように、ちゃんと大仏殿の中に収まっていたようです。
 何度も災害などで大仏殿が倒壊した結果、今のような何もない状態に落ち着いたようです。
 その被った災害の中には、1495年の明応地震の津波による倒壊も含まれるようで、すこし驚きました。ここまで津波が届くのでしょうか。


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高徳院 御朱印



 御朱印は大仏殿脇の授与所でいただけます。
 阿弥陀如来、大仏殿、いずれも書かれてあり記念になります。


 【関連リンク】
 鎌倉大仏殿高徳院
 http://www.kotoku-in.jp/

[ 2017/08/24 19:17 ] 【気になった事】 | TB(0) | CM(0)

2017年なら燈花会 

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なら燈花会



 今年もなら燈花会に行ってきました。
 毎年お盆の時期に、奈良公園あたりを中心に行われる恒例行事です。


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東大寺大仏殿



 去年にも増してお客さんが多かったように思います。


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 東大寺だけでなく、春日大社や興福寺、さらには奈良県庁までも灯籠の灯りで綺麗になっています。 
 2017年の会期は既に終わってしましましたが、近鉄奈良駅からすぐ近くでアクセス良好なので、また来年おすすめです。


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 【関連リンク】
 燈花会 | NPOなら燈花会
 http://www.toukae.jp/

[ 2017/08/23 19:51 ] 【おでかけ】 | TB(0) | CM(0)

上野東照宮の御朱印 

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 上野東照宮は上野公園にある神社です。
 上野動物園の帰りに寄ってみました。


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唐門



 参道を歩いていると、まず目に飛び込んでくる綺羅びやかな唐門が美しいです。
 外国からの観光客と思しき参拝客も大勢いました。

 御祭神は徳川家康、徳川吉宗、徳川慶喜の三柱で、御祭神が御祭神なだけに、上記の外国人参拝客も説明書きを熱心に読んでいる印象です。

 唐門のほか、その向こうの社殿、境内を囲む透塀、参道の始まりにある大石鳥居、参道脇にある銅灯籠、これら全てが国指定の重要文化財というのが凄いです。

 Wikipediaをみると

 >広島市内に落とされた原子爆弾により家々が炎に包まれた、その種火を上野東照宮境内にて大事に保存している。

 という記述があるのですが、すごく気になります。


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上野東照宮 御朱印



 もちろん御朱印の授与も行われています。
 東照宮と大きく書かれてあります。

 栃木の日光東照宮にも行ってみたくなりますね。


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 【関連リンク】
 上野東照宮公式ホームページ
 http://www.uenotoshogu.com/


[ 2017/08/22 19:38 ] 【おでかけ】 | TB(0) | CM(0)

鶴岡八幡宮の御朱印 

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鶴岡八幡宮



 鶴岡八幡宮は神奈川県鎌倉市にある神社です。
 諸説あるようですが、大分県の宇佐神宮、京都府の石清水八幡宮とあわせて日本の三大八幡宮のひとつに数えられるそうです。
 また相模国の一宮と扱われることもあるそうです(歴史的な解釈としては相模国の一宮は寒川神社とするのが一般的のようですが)。


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 鎌倉駅の東口から続く「小町通り」という商店街を抜けると、鶴岡八幡宮に到着します。
 境内は大変大きく、参道は広く、舞殿と本宮はいずれも立派です。大石段を登ると本宮に到着します。

 お守りなどの授与所は石段を登ったところにありますが、御朱印の方は石段を登る手前にあります。

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本宮

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舞殿



 御祭神は応神天皇で、本宮を上宮、そのそばにある若宮を下宮とするようです。こちらの若宮の方には応神天皇の御子である仁徳天皇が祀られています。
 いずれも社殿は国の重要文化財に指定されています。


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鶴岡八幡宮 御朱印



 御朱印は御朱印帳いっぱいに大きく書いていただきました。
 かっこいい!
 本当は「全国一の宮御朱印帳」に書いてもらうべきだったのですが、あいにく鶴岡八幡宮が一宮であることは、家に帰って知ったのでした。あとでコピーでも取って、一の宮御朱印帳の方に貼り付けます。
 

 【関連リンク】
 鶴岡八幡宮
 https://www.hachimangu.or.jp/

 

[ 2017/08/21 19:31 ] 【おでかけ】 | TB(0) | CM(0)

フォトジェニックなジオラマが素敵!江戸東京博物館で東京の文化・歴史を学ぶ旅 

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江戸東京博物館



 上野動物園を出てから、どうしようも無いほど雨が降ってきたので、両国にある江戸東京博物館に行ってみることにしました。
 JR両国駅を出てからすぐのところにあります。なんだか外観がすごい建物です。

 

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 JR両国駅の改札には、横綱の白鵬や武蔵丸のパネルが掛かっていました。
 おおっ!両国!という感じです。一度両国国技館で相撲の観戦もしてみたいですね。

 その両国国技館のとなりに目的の江戸東京博物館がありました。


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日本橋



 展示物はもちろん全て屋内にあり、雨に濡れること無く全て見ることができます。
 入館料は大人600円と比較的安いのですが、館内はとても広く展示物も充実しており、常設展だけでも2時間では回りきれないくらいです。

 館内にはコインロッカーもありますが、そこに収まらないような大きい荷物は受付で預かってくれます。キャリーバッグをゴロゴロと引いて来たわたしも、ここで荷物をあずけることにしました。


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 6階が常設展の入り口で順に5階へと降りて行く流れです。
 まず6階には日本橋の復元があり、そこを実際に渡って展示エリアへと向かう趣向です。
 ちなみにこの東京の日本橋が日本の道路の始まりなんだそうです。

 日本橋を渡っていると、左手の階下に立派なステージがありました。なにやら夏休みのイベントとして、ひまわり寄席が行われるようでした。
 入館料600円で落語が聴けるのか!なんという素敵なイベント、と思ったらどうやら演目は手品や切絵といったもので、落語はありませんでした。600円で落語はさすがに虫が良すぎました。とはいえトータル30分程度の演目で、展示物を見る合間には丁度よいサイズ感でした。ステージの前のパイプ椅子に座れなかった人でも、日本橋の上から眺めている人も結構いました。


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日本橋をわたる人々



 日本橋を渡ると常設展に到着です。
 まず、当時の江戸の町を再現した精巧なジオラマに驚かされました。ここではフラッシュを焚いた写真撮影が許可されています。みなさん写真をパシャパシャと撮っていました。

 ジオラマをよく見ると、先ほど渡ってきた日本橋も模型で再現されています。当時の人がどういう感じで日本橋を渡っていたのかが「見て」分かるしくみです。欄干から川を覗いている人や、荷物を運んでいる人、商人や武士なども区別が付きます。賑やかな話し声も聞こえてきそう。もちろん自動車なんかはなくて、クラクションやエンジン音の無い、人々の話し声だけで賑わっている町というのはどんな感じだったのだろうか、と想像を巡らせます。


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 当時の人々のくらしも「見て」分かるのがとても良いです。説明文なんて読まなくてもある程度理解できるので子供の学習にも良いです。
 桶に洗濯物を入れて踏み踏みしている主婦と思しき女性や、あとこちらは被り物をして賑やかにしている風景があります。ちんどん屋さんでしょうか?


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江戸時代のお寿司



 館内を歩いていると、お寿司が展示されてありました。
 江戸時代のお寿司は、屋台でファーストフード感覚で食べられていて、今よりもサイズが大きかった、というのは知識としてあったのですが、知識としてあるのと、実際に見てみるのとではやっぱり違いますね。1個あたりのサイズがコンビニのおにぎりくらいあります。
 ネタとしては、マグロ、玉子、うなぎ、巻物、光り物もあって、サイズ感以外の風貌は今と変わらない感じです。うなぎが背開きにされているのがなんだかリアルでした。


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反物を売っている人
対面販売です




 三井越後屋江戸本店の店先売りの様子が再現されているエリアがありました。
 大阪(上方)から大量の物資が輸送されて、モノであふれるようになったのがこの頃なんだそうです。
 「越後屋、お主も悪よのう」「いえいえ、お代官様ほどでは」という声が聞こえてきそうです。
 

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何かトラブルがあったみたいです



 ジオラマを見ると、取り引きの様子がわかります。
 「店先売り」や「現銀掛値無し」といった今では当たり前にやっていることも、この頃に生まれたようですが、人形の中には今にも刀を抜きそうな人などがいて、今とは少し違った風景がありました。


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 江戸のお祭りとして、やはり神田祭が大きく取り上げられていました。
 山車が実物大で展示されています。
 牛が山車を引いている様子も。


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 島田荘司御大の作品にも、かつて江戸は水路網がとても発達していた、という話がありましたが、それを物語るように川や舟の模型もたくさんありました。
 結構な数の舟が行き交っている感じですが、穏やかな水面から、なんだか静かな感じが伝わってきます。
 船の上でご飯を食べているような様子も見られますが、今で言うタクシー代わりに使っている人も多そうです。


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ちゃぶ台
メインディッシュはコロッケのようです。今では珍しいおひつもあります。


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ダイニング
ポットや炊飯ジャーなど、なんだか漫画の世界みたいです


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洗濯機のようですが、見たことがない形です。たぶん二槽式よりも古いタイプです。
よくわかりませんが洗濯機というのはわかる不思議




 そして時代は江戸から東京へと移っていきます。
 今の我々でもなんだか見慣れた風景が現れますが、なんだか少し違った風景が多かったです。
 炊飯ジャーにポットに洗濯機に…それが何かは分かるのですが、見たことのない風貌です。
 「見たことあるのに見たこと無い」といったギャップが面白いです。


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コニカⅠ



 コニカⅠの展示もありました。1948年にコニカブランドで生産された初のカメラだそうです。
 今のコニカミノルタの前身です。

 レトロチックな風貌が良いですね。レトロチックというよりも、この場合レトロでいいのか(汗)


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 当時の家電なども多く展示されていたのですが、今のようにプラスチッキーな感じがしなくて、なんだかモノとしては上等の高級感が漂っています。


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朝野新聞社

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凌雲閣
関東大震災で半壊している様子は教科書でおなじみでした。



 帝国劇場でのお芝居の時間が迫っていて、最後のほうは駆け足になってしまったのですが、すっかり夢中になって見入ってしまいました。時間を忘れること請け合いです。
 大人はもちろんなのですが、資料がジオラマが多くて見て理解ができるので子供にもおすすめです。
 常設展後半にはケータイやサブカルチャーなどの最近の若者文化などもありました。

 また、東京オリンピックなどの良いところはもちろんなのですが、関東大震災や東京大空襲など悪いところもすべてが余すところなく展示されていて、「東京」を知るのには絶好の場所です。
 正直あまり期待していなかったのですが、大変満足です。もっと評判になっても良いと思います。外国からの観光客にもおすすめですよ。


[ 2017/08/20 19:58 ] 【おでかけ】 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ウイスキーぼんぼん

Author:ウイスキーぼんぼん

初めて読んだミステリは『そして扉が閉ざされた』(岡嶋二人)。以来ミステリにどっぷりハマリ中。
「SUPER GENERATION」で水樹奈々さんに興味を持ち「Astrogation」で完全にハマる。水樹奈々オフィシャルファンクラブ「S.C. NANA NET」会員。

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好きな推理作家:島田荘司ゴッド
嫁本:アトポス)
好きな歌手:水樹奈々ちゃん
嫁曲:SUPER GENERATION)
誕生日:ヘレン・マクロイとおなじ
体型:金田一耕助とおなじ

本年度のお気に入り(国内)
御朱印巡り
集めた御朱印です。
(各都道府県参拝した順)
※記事に出来ていない寺社多数です!鋭意執筆中!
※リンクが切れているものは下書き状態です。しばらくしたら公開されます。

【東京】
・靖國神社(その1)
・靖國神社(その2)
・東京大神宮
・浅草寺 御本尊
・浅草寺 浅草名所七福神
・浅草神社
・浅草神社 浅草名所七福神
・今戸神社
・明治神宮(その1)
・明治神宮(その2)
・増上寺
・烏森神社
・神田明神
・乃木神社
・上野東照宮

【神奈川】
・鶴岡八幡宮
・建長寺
・高徳院(鎌倉大仏殿)
・長谷寺

【愛知】
・熱田神宮
・一之御前神社、別宮八剣宮
・真清田神社
・大神神社
・大須観音

【大阪】
・大阪天満宮
・豊國神社
・四天王寺
・住吉大社
・坐摩神社
・法善寺
・難波八阪神社
・道明寺天満宮
・一心寺
・安居神社
・生國魂神社
・生國魂神社 干支(申)
・生國魂神社 干支(酉)
・三光神社
・玉造稲荷神社
・今宮戎神社
・方違神社
・難波神社
・露天神社(お初天神)
・太融寺
・大鳥大社
・石切劔箭神社
・枚岡神社
・慈眼寺
・久安寺

【京都】
・鈴虫寺(その1)
・鈴虫寺(その2)
・松尾大社(その1)
・月読神社
・天龍寺
・御髪神社
・常寂光寺
・二尊院
・野宮神社
・下鴨神社(賀茂御祖神社)
・河合神社(下鴨神社摂社)
・盧山寺
・梨木神社
・白雲神社
・護王神社
・御霊神社
・下御霊神社
・平安神宮
・銀閣寺(慈照寺)
・金閣寺(鹿苑寺)
・龍安寺
・八坂神社
・八坂神社 美御前社
・八坂神社 又旅社
・八坂神社 冠者殿社
・八坂神社 青龍
・八坂神社 祇園御霊会
・伏見稲荷大社 本殿
・伏見稲荷大社 奥社奉拝所
・伏見稲荷大社 御膳谷奉拝所
・三十三間堂
・養源院
・東福寺
・建仁寺
・南禅寺(その1)
・南禅寺(その2)
・永観堂(禅林寺)
・北野天満宮
・北野天満宮 宝刀展限定「鬼切丸」
・大将軍八神社
・法輪寺(達磨寺)
・妙心寺
・妙心寺 退蔵院
・仁和寺
・建勲神社
・晴明神社
・御金神社
・八大神社
・豊国神社
・由岐神社
・鞍馬寺
・貴船神社
・六道珍皇寺
・六道珍皇寺 六道まいり
・六波羅蜜寺 都七福神
・安井金比羅宮
・知恩院 徳川家康公四百回忌
・青蓮院門跡
・青蓮院門跡 近畿三十六不動尊霊場
・粟田神社
・鍛冶神社(粟田神社末社)
・東寺
・上賀茂神社(賀茂別雷神社)
・大徳寺 本坊
・大徳寺 高桐院
・今宮神社
・妙顯寺
・三千院 御本尊
・三千院 西国薬師四十九霊場第四十五番
・三千院 聖観音
・実光院
・勝林院
・宝泉院
・寂光院
・宝厳院
・大覚寺
・清涼寺
・祇王寺
・化野念仏寺
・落柿舎
・城南宮
・飛行神社
・石清水八幡宮
・岡崎神社
・長岡天満宮
・平野神社
・法金剛院
・高台寺
・清水寺
・宝蔵寺 阿弥陀如来
・宝蔵寺 伊藤若冲
・勝林寺
・平等院 鳳凰堂
・宇治神社
・宇治上神社
・智恩寺
・元伊勢籠神社
・眞名井神社
・梅宮大社

【奈良】
・唐招提寺
・薬師寺 御本尊
・薬師寺 玄奘三蔵
・薬師寺 吉祥天女
・薬師寺 水煙降臨
・東大寺 大仏殿
・東大寺 華厳
・東大寺 二月堂
・春日大社 ノーマル
・春日大社 第六十次式年造替
・興福寺 今興福力
・興福寺 南円堂
・如意輪寺
・吉水神社
・勝手神社
・金峯山寺
・吉野水分神社
・金峯神社
・法隆寺
・法隆寺 西円堂
・中宮寺
・法輪寺
・法起寺
・元興寺
・橿原神宮
・橘寺
・飛鳥寺
・飛鳥坐神社

【和歌山】
・総本山金剛峯寺
・高野山 金堂・根本大塔
・高野山 奥之院
・高野山 女人堂
・熊野那智大社
・青岸渡寺
・飛瀧神社
・伊太祁曽神社
・國懸神宮
・紀三井寺

【滋賀】
・比叡山延暦寺 文殊楼
・比叡山延暦寺 根本中堂
・比叡山延暦寺 大講堂
・比叡山延暦寺 阿弥陀堂
・比叡山延暦寺 法華総持院東塔
・比叡山延暦寺 釈迦堂
・比叡山延暦寺 横川中堂
・比叡山延暦寺 四季講堂(元三大師堂)
・三尾神社
・三井寺 金堂
・三井寺 黄不動明王
・近江神宮

【兵庫】
・生田神社
・廣田神社
・西宮神社
・湊川神社
・走水神社
・千姫天満宮
・男山八幡宮
・水尾神社
・兵庫縣姫路護國神社
・播磨国総社 射楯兵主神社
・甲子園素盞嗚神社
・北野天満神社

【岡山】
・吉備津神社
・吉備津彦神社

【鳥取】
・白兎神社
・宇倍神社
・聖神社
・鳥取東照宮(樗谿神社)

【広島】
・吉備津神社
・素盞嗚神社
・草戸稲荷神社
・明王院
・出雲大社 福山分社
・沼名前神社(鞆祇園宮)
・福禅寺(対潮楼)

【徳島】
・大麻比古神社

【福岡】
・太宰府天満宮
・筥崎宮(筥崎八幡宮)
・住吉神社

【沖縄】
・波上宮

■朱印帳■
・京都五社めぐり
・高野山 開創1200年記念霊木朱印帳
・平安神宮 御朱印帳
・全国一の宮御朱印帳
・住吉大社 御朱印帳
・建仁寺 御朱印帳
・今戸神社 御朱印帳
・大将軍八神社 御朱印帳
・晴明神社 御朱印帳
・東寺 御朱印帳
・明治神宮 御朱印帳
・大阪市交通局 オオサカご利益めぐり御朱印帳
・北野天満宮「宝刀展」記念朱印帳
・熊野那智大社 御朱印帳

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2016年の水樹奈々さん
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