
2017年1月7日に行われた
水樹奈々さんの冬のツアー
NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017 名古屋公演初日に参加しました!
名古屋公演は上手い具合に7日と8日の両日チケットを取ることが出来て参加出来たのですが、ここではひとまず初日の方をレポートしていきます。
ネタバレには一切配慮していませんので、今後まったく知識を入れずに参加したい方は注意して下さい。
参加したくてもできそうにない方など、少しでも会場の雰囲気が伝われば幸いです。
全て記憶をもとに書いているので、細部には(大部にも?)間違いがあると思います。そのあたりもご了承の上読んでください。
一本目!名古屋公演開幕です!

わーい、久しぶりの遠征です!
先日の甲子園球場はお隣の兵庫県が会場で、日帰りできた為に遠征という感じは無かったのですが、今回は名古屋!
遠征は2015年9月のアドベンチャー徳島公演以来です!
とりあえず新大阪駅始発の新幹線に飛び乗り名古屋へと向かいます。

安楽椅子探偵 ON STAGE
新幹線の中では
「安楽椅子探偵 ON STAGE」の録画を視聴します。
これは懸賞金付き犯人当てのTV番組で、出題編が1月5日に放映されて、1月10日までに犯人とその犯人にたどり着くまでのプロセスを応募して、見事正解すると50万円が貰えるというミステリファン歓喜の企画です。
ツイッターのタイムラインをカンニン…眺めていると大学のミステリ系サークルの方々などは犯人に到達されている方もいるようでびっくりします。
舞台で演技をしている人にはアリバイが成立するな、ふむふむ、と視聴していると、その直後に犯行方法が毒針によるものだと分かってアリバイがチャラになりあたふたしている頃、名古屋駅に到着です。

名古屋駅から乗り換えて、笠寺駅というところで下車したら、会場のガイシホールは目の前です。
奈々さんのライブでは名古屋のガイシホールは定番の会場ですが、実はわたしは訪れるのは初めてです。
みた感じ複合施設のようで、物販列の最後尾へ歩いていると、剣道着を来た少年少女が大勢いました。同じ日に剣道の大会か何かがあったようです。こんな朝早くご苦労様です。
また、開場時間付近になると、フィギュアスケートも行われていたようで、連休ということもあり、とても多くの人で人で賑わっていました。

朝7時30分ごろ物販列の最後尾に到着です。
この時点でだいたい800人位が並んでいるとかそうでないとか。
前日物販が効いたのか、思ったより人で溢れている感じはありませんでした。

引き続き物販列で「安楽椅子探偵 ON STAGE」の録画を観ます。
全部見終わっても相変わらず犯人が分かりません。
50万円ははんぶん諦めることにしました。
物販列が長大になって来たためか、物販の開始は早められて、当初午前10時開始だったのが午前9時開始に変更になりました。

物販列
物販列はこんな感じでしょうか。後ろの方はよくわかりません。
クレジットカード対応とそうでない窓口が半々くらいでした。

物販テントの様子

物販列のそばにはゲーマーズの出張店舗がありました。
ここで奈々さんのCDやDVDを購入することができます。


今回、このゲーマーズの出張店舗では、旧譜を2,000円以上購入すると、「LIVE ZIPANGU 告知ポスター」か「LIVE ZIPANGU 専用サインの入ったブロマイド」のいずれかが貰えるようでした。
また、ニューアルバムの『NEOGENE CREATION』を購入すると、上記2種とは別のサイン入りブロマイドが貰えるようでした。
注意が必要なのが『NEOGENE CREATION』を購入しても「LIVE ZIPANGU 告知ポスター」や「LIVE ZIPANGU 専用サインの入ったブロマイド」は貰えないという点です。
仕方がないので、まだ持っていない『ロザリオとバンパイア』のキャラソンを2枚購入して、「LIVE ZIPANGU 専用サインの入ったブロマイド」を貰いました。
ちなみに物販テントからは奈々さんの曲が流れているのですが、
その曲にあわせて、ゲーマーズの店員さんは「先程流れました「○○」を含みますCDも旧譜フェア対象です~」といった呼び込みを行っていました。なかなか奈々さんに詳しい店員さんのようでしたぞ。

御本尊
ライブ恒例の御本尊もありました。
奈々さんの周りには金魚に富士山、和風でなんだかきらびやかです。

奈々さん入魂の書
名古屋公演初日バージョン

奈々さんの書を撮影するみなさま。列ができていました。
奈々さん入魂の書がファンクラブカウンターのそばにありました。
これが今回のツアーでは公演毎に変わるようです。
名古屋公演初日は
「開幕」!
奈々さんの堂々たる宣言です。ありがたく写真をいただきました。
ちなみに写真撮影は自由です。ぜひ撮って帰りましょう!

名古屋公演初日限定Tシャツ

名古屋公演初日限定ピンズ
名古屋公演初日の限定Tシャツは赤色でした。
また、限定ピンズはナネットさん。名古屋と言えば尾張、徳川家のコスプレでしょうか。

NANACA
NANACA もあっさり全種揃いました。
今回の LIVE ZIPANGU の NANACA は全部で8種類!着物を来た奈々さんがキラキラのカード。
ジパングという感じはしませんが、日本をテーマにしているものもあって、日本のアイドル文化やゴスロリ(?)っぽい奈々さんもいます。

今回のベストNANACA
今回のマイベスト NANACA はこちら!
なんか今までに無い感じの奈々さん。かっこいいっす!


そんなこんなで物販は終了です。11時30分にはいろいろ写真を撮り終わって余裕があるくらいでした。かなり早いです。
今回は金山というエリアにホテルを取ってみました。栄と名古屋を結ぶトライアングルの一角でなにかと便利でした。
ただこの金山駅、地下鉄なんかも乗り入れてあり、改札で迷子になって、駅員さんに2回も電子マネーをリセットしてもらって改札から出してもらいました。恥ずかしい!
チェックインは15時からなのでひとまず荷物を預けて、栄に名古屋めしを食べてから会場入りです。
毎回このくらい時間の余裕があると助かります。
あんかけスパに
天むすに、あと
ぴよりんを購入して、ライブ前にして既に名古屋をある程度満喫です。

初日の開場は17時です。
16時50分ごろガイシホールの前に到着です。
金山駅からは快速電車が出ていたのですが、奈々さんのライブが行われるため、通常は停車しない笠寺駅でも臨時で停車しました。JRの粋な計らいです。
初日はスタンド席です!2階から会場入りです!
NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017 1本目 名古屋公演初日いよいよ開幕です!
NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017 名古屋公演初日セットリスト
1. WILD EYES
2. はつ恋
3. 純潔パラドックス
4. BRACELET
5. 哀愁トワイライト
6. ETERNAL BLAZE
7. STAND UP!
8. Clutch!!
9. アンティークナハトムジーク【企画コーナー】
10. ALONE ARROWS
11. エデン
12. Please download
13. ドラマティックラブ
14. POWER GATE
15. TWIST&TIGER
16. ヒメムラサキ
17. 悦楽カメリア
18. ミュステリオン
19. Don't be long
20. UNLIMITED BEAT
21. めぐり逢うすべてに
◆アンコール
22. RODEO COWGIAL
23. 絶対的幸福論
24. STARTING NOW!
ステージ構成
こんな感じでしょうか?
ごまかしすぎですが許してください。
名古屋公演初日は
スタンド席のJブロックで観賞です。
ステージを下手側から見下ろす形です。
会場に入ると、ステージ上空には巨大な
切妻破風のような屋根が吊るされています。
木造っぽい(実際は分かりませんが)作りで、
唐草模様的な和風な意匠です。
棟の部分には物販のパーカーでおなじみの
「奈」のデザインが施されていました。
ステージ上に目を向けると、ステージ奥の高いところには、
松の絵が書かれたふすまがあります。
ステージの一番低いところには、両サイドに大きな柱、さらにその横にはガス灯のようなものが立っていました。ライブジパングのロゴに描かれているあんなやつです。

オープニングムービー
なんか違う(汗
開演は18時。手元の時計では5分くらい遅れて始まりました。
映像からのスタートです。
画面には奈々さんがお着物(名前がよく分かりません)を召して、支度をしている映像が映し出されます。準備が終わって奈々さんがフレーム外へ移動した後、ババーンと筆で描かれた真っ赤な「LIVE ZIPANGU」というタイトルが映し出され、開幕曲
「WILD EYES」のスタートです!
ステージ上部奥の松の襖の前(開いてから?)の和柄の玉子のようなものが開いて、その中から映像から飛び出したかのように奈々さんが登場です。
奈々さんの両サイドではチームヨーダと思しきダンサーが側室のような格好(?)で舞います。
開幕この「WILD EYES」には驚きました。かなり古い楽曲です。
「バジリスク」というアニメで使用された楽曲のようで、「ジパング」と銘打つ本ライブを象徴する楽曲です。
ニューアルバムの新曲
「はつ恋」を挟んで、これまた和を象徴した
「純潔パラドックス」と勢いのある楽曲が続きます。
「はつ恋」ではステージ奥のスクリーンに映し出された
映像中に歌詞が織り込まれていて、かなり作り込まれた映像演出に感じました。
ライブフライトの飛行機や、ライブアドベンチャーの自動車といった
乗り物や飛び道具はオープニングでは登場しませんでしたが、和を強調した演出が強力で、物足りなさは感じませんでした。
+++
バックバンドのチェリーボーイズの紹介では、最近ファンから不評の声が上がっていた、りゅーたんがチョーさんを無視する行為は見られませんでした。りゅーたん、しっかりとチョーさんを紹介します。逆にチョーさんのほうがりゅーたんをいじっていたりしていて、今回は不評は無いと思われます。
各々和楽器を演奏してPRです。
トムくんは火消しの梯子上りのようなこと(実際は全然登れていない)をやっていて笑いをとっていました。
チョーさんは南京玉すだれで名古屋テレビ塔を作って会場を沸かせます。
ユタポンは雷神のような太鼓を背負ってりゅーたんとボケをかまし、ケニーは尺八(?)で「ケニーナンバーワン!」ではなく
「ケニー七合目!ケニー七合目!」という掛け声手とともに中央ステージまでやってきました。
+++
ツアー恒例の
企画コーナーも今回はあります。
企画コーナーの名前は忘れてしまったのですが、チェリーボーイズ個人にスポットを当てよう、とコンセプトに、チェリーボーイズの誰か一人だけを選出して奈々さんと歌うという企画です。
名古屋公演初日、最初に白羽の矢が立ったのは
門脇大輔さんこと門Dです!楽曲は
「アンティークナハトムジーク」です!

アンティークナハトムジーク
門D以外のチェリーボーイズのメンバーは後ろで休憩して、奈々さんと門Dだけがステージ中央立ち、楽曲が始まります。
チェリーボーイズの紹介のときは、いつもおちゃらけた感じの門Dですが、この時ばかりはガチの大真面目。目つきが変わってまるで別人のようです。

門D かっこいいバージョン
ステージ上に映し出された映像には、時々門Dがアップで映し出されるのですが、男のわたしが見れても惚れてしまいそうなほど格好良かったです。
ペンライトを振っている人も少なかったですね。みなさん門Dのガチ演奏にほれぼれと聴き入っているようでした。
これは良企画です。
わたしにとって門Dの演奏は名古屋公演初日のなかで最も印象深いシーンのひとつでした。絶対に映像化してほしいです。 奈々さん曰く「今後の公演でも「アンティークナハトムジーク」は別の人とまた登場するかもしれません」とのことでした。
+++

チームヨーダ紹介
今回のライブタイトルは「ジパング」です。
わたしは、まっさきにマルコポーロや黄金の国、ドラクエ3絡みでヤマタノオロチなどを連想したのですが、そういうのは頭から取っ払ったほうが良いです。単純に「ジパング」を「ジャパン」に読み替えるとわかりやすいです。
チームヨーダの紹介も、世界に誇る日本のサブカルチャーのひとつアイドルやゲームなどが題材になっていました。
ステージ上の画面には、
ノートパソコンを前に、ひたすらお菓子を食べる奈々さんが映し出されます。
パソコンの中ではチームヨーダの面々がアイドル然とした格好で自己紹介を始めます。どうやら奈々さんがプロデューサーになって「チームヨーダ」というアイドルユニットを作っている様子。
チームヨーダの紹介の後は、この曲しかありません
「Please download」です。
可愛い振り付けで、わたしの近くで観覧していた女の子が一生懸命真似しているのが印象的でした。
ダンスナンバーの
「Please download」「ドラマティックラブ」の後は、新旧アッパー曲
「POWER GATE」「TWIST & TIGER」が続き、ショートムービーが始まります。
+++

ショートムービー冒頭シーン
今回のショートムービーは、今までにないくらいの作り込まれた物語になっていました。
冒頭のシーンでは、
山で村人(?)に捕まってしまった鳥を、身分の高い男性が助ける様子が描かれます。
男性に助けられた鳥は、そのまま飛び立ってしまうのですが、男性のもとに1枚の羽根を落としていきます。
この羽根が鳥と男性をつなぐ唯一の接点となります。よく覚えておきましょう。
助けられた鳥は、もう一度あの男性に会いたい、という強い想いから、12年に一度の酉年の今年、人間に姿を変えることが許されます。ショートムービーの中では、この
人間に姿を変えた鳥を水樹奈々さんが演じます。 ちなみにこのショートムービーのナレーションは
鳥海さん(鳥海浩輔さん?)という声優の方がされていて、映像中に名前が出ると、客席から歓声が上がっていました。
奈々さん(鳥さん)の踊りは大層評判で、その噂は鳥を助けた、かの男性の耳にも届くことになりました。
しかし男性の身体は病に侵され、余命幾ばくもありません。命尽きる前に、その女性(奈々さん)の踊りを見ようと、奈々さんのもとに足を運びます。
奈々さんの踊りはそれはもう美しいもので、その踊りを観賞した男性は安心した為か、
病状が急転。奈々さんの目の前で崩れ落ちてしまいます。 しかし!
男性の手元から離れた扇子――その扇子の要(かなめ)に付けられた1枚の羽根に奈々さんが気づきます。
そうなのです、この羽根こそが、奈々さんと男性をつなぐ唯一の絆。その絆が再び二人をめぐりあわせたのです!
男性の手に自分の手を重ね合わせる奈々さん。 みるみる男性の病状が回復していきます。
男性に
「ようやく、お会い出来ました」と声をかけると、男性もその女性がかつて自分が助けた鳥であることに気づきます。
しかし自分の想いを遂げた奈々さん、人間の姿ではいられなくなります。
男性の元から離れていきます。

男性も必至に奈々さんを追いかけますが、奈々さんは鳥に姿を変えて、遠い彼方へ飛び立っていくのでした。
+++
……というような映像が終わって、本公演の山場となる演出が炸裂します。

両翼17.7m!! その名も御奈々鳥!! ぐわぁぁっと時間をかけて翼が開いていき、その全貌を我々の前に現します。
映像演出のあとは、なんと新曲は来ません!!
「ヒメムラサキ」の登場です!
何年前の楽曲でしょう。もう十年以上も前の楽曲です。こういう展開は珍しいのではないでしょうか。
アニメ「バジリスク」のエンディングテーマでもある「ヒメムラサキ」です。アニメの作中で描かれた恋愛模様と前段のショートムービーの内容とをリンクさせた楽曲です。
楽曲の中盤から、御奈々鳥の翼がピカピカ光りだします。
ステージ上部に目を向けると、和風の切妻屋根がいつの間にかライトアップされて神戸のルミナリエっぽく洋風に変わっていました。

悦楽カメリア
…たぶんこんな衣装じゃなかった(汗
「ヒメムラサキ」の後はステージが暗転。かわりにステージ前方に障子が何枚か登場しました。
障子と闇に隠れるようにして、たぶん奈々さんは御奈々鳥の翼を脱いでいたのだと思います。
「ヒメムラサキ」でしっとり聴かせた後は、あの曲です!あの曲がまだ出ていません!
和風の楽曲ならこの曲!
「悦楽カメリア」です。
障子の向こうから和傘を持った奈々さんが登場です。かつて無いほど「和」が強調された「悦楽カメリア」でした。
その後、わたしの大好きな
「ミュステリオン」、
「UNLIMITED BEAT」と続いてアンコールへと突入するのでした。
てっきり「UNLIMITED BEAT」が今回の「ヒメムラサキ」のポジションに行くのだとばかり思っていたので、意外でした。しかし無事歌ってくれて安心。結局「君よ叫べ」が無かったのは少し残念。
アンコール1曲目の
「RODEO COWGIAL」で奈々さんはトロッコに乗ってアリーナ席をぐるっと移動していきます。
アンコールでは
「ヘッド~!」の声が客席から上がります。わたしはスマギャンは聴いていないのですが、なんでももうすぐ777回を迎えるとのことで、記念企画もいろいろ考えているとのことです。
アンコール最後の楽曲が
「STARTING NOW!」というのが奈々さんらしくて好きです。
「STARTING NOW!」終盤のジャンプで銀テープが発射されました。 MCでは
「これで終わりじゃないのが良いよね~」と久しぶりのツアーを喜ぶ奈々さんの姿もありました。
飛び道具無し、乗り物も無し(アンコールを除いて)、開幕曲と映像曲を飾ったのは10年以上も前の楽曲です。
アップテンポのいわゆるエレガ曲にメインを任せずともここまで盛り上げた水樹奈々の歌唱力、そして企画コーナーに象徴されるバックバンドの演奏力、個人の能力の高さを感じた公演でした。

初日公演終了後のガイシホール
満足度の高い公演でした。正直申しますと、先日の甲子園ライブよりも全然好みです。
水樹奈々さん、参加された方、お疲れ様でした。ありがとうございました。
【→名古屋公演2日目へ続く!】
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わーい、久しぶりの遠征です!
先日の甲子園球場はお隣の兵庫県が会場で、日帰りできた為に遠征という感じは無かったのですが、今回は名古屋!
遠征は2015年9月のアドベンチャー徳島公演以来です!
とりあえず新大阪駅始発の新幹線に飛び乗り名古屋へと向かいます。

安楽椅子探偵 ON STAGE
新幹線の中では
「安楽椅子探偵 ON STAGE」の録画を視聴します。
これは懸賞金付き犯人当てのTV番組で、出題編が1月5日に放映されて、1月10日までに犯人とその犯人にたどり着くまでのプロセスを応募して、見事正解すると50万円が貰えるというミステリファン歓喜の企画です。
ツイッターのタイムラインをカンニン…眺めていると大学のミステリ系サークルの方々などは犯人に到達されている方もいるようでびっくりします。
舞台で演技をしている人にはアリバイが成立するな、ふむふむ、と視聴していると、その直後に犯行方法が毒針によるものだと分かってアリバイがチャラになりあたふたしている頃、名古屋駅に到着です。

名古屋駅から乗り換えて、笠寺駅というところで下車したら、会場のガイシホールは目の前です。
奈々さんのライブでは名古屋のガイシホールは定番の会場ですが、実はわたしは訪れるのは初めてです。
みた感じ複合施設のようで、物販列の最後尾へ歩いていると、剣道着を来た少年少女が大勢いました。同じ日に剣道の大会か何かがあったようです。こんな朝早くご苦労様です。
また、開場時間付近になると、フィギュアスケートも行われていたようで、連休ということもあり、とても多くの人で人で賑わっていました。

朝7時30分ごろ物販列の最後尾に到着です。
この時点でだいたい800人位が並んでいるとかそうでないとか。
前日物販が効いたのか、思ったより人で溢れている感じはありませんでした。

引き続き物販列で「安楽椅子探偵 ON STAGE」の録画を観ます。
全部見終わっても相変わらず犯人が分かりません。
50万円ははんぶん諦めることにしました。
物販列が長大になって来たためか、物販の開始は早められて、当初午前10時開始だったのが午前9時開始に変更になりました。

物販列
物販列はこんな感じでしょうか。後ろの方はよくわかりません。
クレジットカード対応とそうでない窓口が半々くらいでした。

物販テントの様子

物販列のそばにはゲーマーズの出張店舗がありました。
ここで奈々さんのCDやDVDを購入することができます。


今回、このゲーマーズの出張店舗では、旧譜を2,000円以上購入すると、「LIVE ZIPANGU 告知ポスター」か「LIVE ZIPANGU 専用サインの入ったブロマイド」のいずれかが貰えるようでした。
また、ニューアルバムの『NEOGENE CREATION』を購入すると、上記2種とは別のサイン入りブロマイドが貰えるようでした。
注意が必要なのが『NEOGENE CREATION』を購入しても「LIVE ZIPANGU 告知ポスター」や「LIVE ZIPANGU 専用サインの入ったブロマイド」は貰えないという点です。
仕方がないので、まだ持っていない『ロザリオとバンパイア』のキャラソンを2枚購入して、「LIVE ZIPANGU 専用サインの入ったブロマイド」を貰いました。
ちなみに物販テントからは奈々さんの曲が流れているのですが、
その曲にあわせて、ゲーマーズの店員さんは「先程流れました「○○」を含みますCDも旧譜フェア対象です~」といった呼び込みを行っていました。なかなか奈々さんに詳しい店員さんのようでしたぞ。

御本尊
ライブ恒例の御本尊もありました。
奈々さんの周りには金魚に富士山、和風でなんだかきらびやかです。

奈々さん入魂の書
名古屋公演初日バージョン

奈々さんの書を撮影するみなさま。列ができていました。
奈々さん入魂の書がファンクラブカウンターのそばにありました。
これが今回のツアーでは公演毎に変わるようです。
名古屋公演初日は
「開幕」!
奈々さんの堂々たる宣言です。ありがたく写真をいただきました。
ちなみに写真撮影は自由です。ぜひ撮って帰りましょう!

名古屋公演初日限定Tシャツ

名古屋公演初日限定ピンズ
名古屋公演初日の限定Tシャツは赤色でした。
また、限定ピンズはナネットさん。名古屋と言えば尾張、徳川家のコスプレでしょうか。

NANACA
NANACA もあっさり全種揃いました。
今回の LIVE ZIPANGU の NANACA は全部で8種類!着物を来た奈々さんがキラキラのカード。
ジパングという感じはしませんが、日本をテーマにしているものもあって、日本のアイドル文化やゴスロリ(?)っぽい奈々さんもいます。

今回のベストNANACA
今回のマイベスト NANACA はこちら!
なんか今までに無い感じの奈々さん。かっこいいっす!


そんなこんなで物販は終了です。11時30分にはいろいろ写真を撮り終わって余裕があるくらいでした。かなり早いです。
今回は金山というエリアにホテルを取ってみました。栄と名古屋を結ぶトライアングルの一角でなにかと便利でした。
ただこの金山駅、地下鉄なんかも乗り入れてあり、改札で迷子になって、駅員さんに2回も電子マネーをリセットしてもらって改札から出してもらいました。恥ずかしい!
チェックインは15時からなのでひとまず荷物を預けて、栄に名古屋めしを食べてから会場入りです。
毎回このくらい時間の余裕があると助かります。
あんかけスパに
天むすに、あと
ぴよりんを購入して、ライブ前にして既に名古屋をある程度満喫です。

初日の開場は17時です。
16時50分ごろガイシホールの前に到着です。
金山駅からは快速電車が出ていたのですが、奈々さんのライブが行われるため、通常は停車しない笠寺駅でも臨時で停車しました。JRの粋な計らいです。
初日はスタンド席です!2階から会場入りです!
NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017 1本目 名古屋公演初日いよいよ開幕です!
NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU 2017 名古屋公演初日セットリスト
1. WILD EYES
2. はつ恋
3. 純潔パラドックス
4. BRACELET
5. 哀愁トワイライト
6. ETERNAL BLAZE
7. STAND UP!
8. Clutch!!
9. アンティークナハトムジーク【企画コーナー】
10. ALONE ARROWS
11. エデン
12. Please download
13. ドラマティックラブ
14. POWER GATE
15. TWIST&TIGER
16. ヒメムラサキ
17. 悦楽カメリア
18. ミュステリオン
19. Don't be long
20. UNLIMITED BEAT
21. めぐり逢うすべてに
◆アンコール
22. RODEO COWGIAL
23. 絶対的幸福論
24. STARTING NOW!
ステージ構成
こんな感じでしょうか?
ごまかしすぎですが許してください。
名古屋公演初日は
スタンド席のJブロックで観賞です。
ステージを下手側から見下ろす形です。
会場に入ると、ステージ上空には巨大な
切妻破風のような屋根が吊るされています。
木造っぽい(実際は分かりませんが)作りで、
唐草模様的な和風な意匠です。
棟の部分には物販のパーカーでおなじみの
「奈」のデザインが施されていました。
ステージ上に目を向けると、ステージ奥の高いところには、
松の絵が書かれたふすまがあります。
ステージの一番低いところには、両サイドに大きな柱、さらにその横にはガス灯のようなものが立っていました。ライブジパングのロゴに描かれているあんなやつです。

オープニングムービー
なんか違う(汗
開演は18時。手元の時計では5分くらい遅れて始まりました。
映像からのスタートです。
画面には奈々さんがお着物(名前がよく分かりません)を召して、支度をしている映像が映し出されます。準備が終わって奈々さんがフレーム外へ移動した後、ババーンと筆で描かれた真っ赤な「LIVE ZIPANGU」というタイトルが映し出され、開幕曲
「WILD EYES」のスタートです!
ステージ上部奥の松の襖の前(開いてから?)の和柄の玉子のようなものが開いて、その中から映像から飛び出したかのように奈々さんが登場です。
奈々さんの両サイドではチームヨーダと思しきダンサーが側室のような格好(?)で舞います。
開幕この「WILD EYES」には驚きました。かなり古い楽曲です。
「バジリスク」というアニメで使用された楽曲のようで、「ジパング」と銘打つ本ライブを象徴する楽曲です。
ニューアルバムの新曲
「はつ恋」を挟んで、これまた和を象徴した
「純潔パラドックス」と勢いのある楽曲が続きます。
「はつ恋」ではステージ奥のスクリーンに映し出された
映像中に歌詞が織り込まれていて、かなり作り込まれた映像演出に感じました。
ライブフライトの飛行機や、ライブアドベンチャーの自動車といった
乗り物や飛び道具はオープニングでは登場しませんでしたが、和を強調した演出が強力で、物足りなさは感じませんでした。
+++
バックバンドのチェリーボーイズの紹介では、最近ファンから不評の声が上がっていた、りゅーたんがチョーさんを無視する行為は見られませんでした。りゅーたん、しっかりとチョーさんを紹介します。逆にチョーさんのほうがりゅーたんをいじっていたりしていて、今回は不評は無いと思われます。
各々和楽器を演奏してPRです。
トムくんは火消しの梯子上りのようなこと(実際は全然登れていない)をやっていて笑いをとっていました。
チョーさんは南京玉すだれで名古屋テレビ塔を作って会場を沸かせます。
ユタポンは雷神のような太鼓を背負ってりゅーたんとボケをかまし、ケニーは尺八(?)で「ケニーナンバーワン!」ではなく
「ケニー七合目!ケニー七合目!」という掛け声手とともに中央ステージまでやってきました。
+++
ツアー恒例の
企画コーナーも今回はあります。
企画コーナーの名前は忘れてしまったのですが、チェリーボーイズ個人にスポットを当てよう、とコンセプトに、チェリーボーイズの誰か一人だけを選出して奈々さんと歌うという企画です。
名古屋公演初日、最初に白羽の矢が立ったのは
門脇大輔さんこと門Dです!楽曲は
「アンティークナハトムジーク」です!

アンティークナハトムジーク
門D以外のチェリーボーイズのメンバーは後ろで休憩して、奈々さんと門Dだけがステージ中央立ち、楽曲が始まります。
チェリーボーイズの紹介のときは、いつもおちゃらけた感じの門Dですが、この時ばかりはガチの大真面目。目つきが変わってまるで別人のようです。

門D かっこいいバージョン
ステージ上に映し出された映像には、時々門Dがアップで映し出されるのですが、男のわたしが見れても惚れてしまいそうなほど格好良かったです。
ペンライトを振っている人も少なかったですね。みなさん門Dのガチ演奏にほれぼれと聴き入っているようでした。
これは良企画です。
わたしにとって門Dの演奏は名古屋公演初日のなかで最も印象深いシーンのひとつでした。絶対に映像化してほしいです。 奈々さん曰く「今後の公演でも「アンティークナハトムジーク」は別の人とまた登場するかもしれません」とのことでした。
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チームヨーダ紹介
今回のライブタイトルは「ジパング」です。
わたしは、まっさきにマルコポーロや黄金の国、ドラクエ3絡みでヤマタノオロチなどを連想したのですが、そういうのは頭から取っ払ったほうが良いです。単純に「ジパング」を「ジャパン」に読み替えるとわかりやすいです。
チームヨーダの紹介も、世界に誇る日本のサブカルチャーのひとつアイドルやゲームなどが題材になっていました。
ステージ上の画面には、
ノートパソコンを前に、ひたすらお菓子を食べる奈々さんが映し出されます。
パソコンの中ではチームヨーダの面々がアイドル然とした格好で自己紹介を始めます。どうやら奈々さんがプロデューサーになって「チームヨーダ」というアイドルユニットを作っている様子。
チームヨーダの紹介の後は、この曲しかありません
「Please download」です。
可愛い振り付けで、わたしの近くで観覧していた女の子が一生懸命真似しているのが印象的でした。
ダンスナンバーの
「Please download」「ドラマティックラブ」の後は、新旧アッパー曲
「POWER GATE」「TWIST & TIGER」が続き、ショートムービーが始まります。
+++

ショートムービー冒頭シーン
今回のショートムービーは、今までにないくらいの作り込まれた物語になっていました。
冒頭のシーンでは、
山で村人(?)に捕まってしまった鳥を、身分の高い男性が助ける様子が描かれます。
男性に助けられた鳥は、そのまま飛び立ってしまうのですが、男性のもとに1枚の羽根を落としていきます。
この羽根が鳥と男性をつなぐ唯一の接点となります。よく覚えておきましょう。
助けられた鳥は、もう一度あの男性に会いたい、という強い想いから、12年に一度の酉年の今年、人間に姿を変えることが許されます。ショートムービーの中では、この
人間に姿を変えた鳥を水樹奈々さんが演じます。 ちなみにこのショートムービーのナレーションは
鳥海さん(鳥海浩輔さん?)という声優の方がされていて、映像中に名前が出ると、客席から歓声が上がっていました。
奈々さん(鳥さん)の踊りは大層評判で、その噂は鳥を助けた、かの男性の耳にも届くことになりました。
しかし男性の身体は病に侵され、余命幾ばくもありません。命尽きる前に、その女性(奈々さん)の踊りを見ようと、奈々さんのもとに足を運びます。
奈々さんの踊りはそれはもう美しいもので、その踊りを観賞した男性は安心した為か、
病状が急転。奈々さんの目の前で崩れ落ちてしまいます。 しかし!
男性の手元から離れた扇子――その扇子の要(かなめ)に付けられた1枚の羽根に奈々さんが気づきます。
そうなのです、この羽根こそが、奈々さんと男性をつなぐ唯一の絆。その絆が再び二人をめぐりあわせたのです!
男性の手に自分の手を重ね合わせる奈々さん。 みるみる男性の病状が回復していきます。
男性に
「ようやく、お会い出来ました」と声をかけると、男性もその女性がかつて自分が助けた鳥であることに気づきます。
しかし自分の想いを遂げた奈々さん、人間の姿ではいられなくなります。
男性の元から離れていきます。

男性も必至に奈々さんを追いかけますが、奈々さんは鳥に姿を変えて、遠い彼方へ飛び立っていくのでした。
+++
……というような映像が終わって、本公演の山場となる演出が炸裂します。

両翼17.7m!! その名も御奈々鳥!! ぐわぁぁっと時間をかけて翼が開いていき、その全貌を我々の前に現します。
映像演出のあとは、なんと新曲は来ません!!
「ヒメムラサキ」の登場です!
何年前の楽曲でしょう。もう十年以上も前の楽曲です。こういう展開は珍しいのではないでしょうか。
アニメ「バジリスク」のエンディングテーマでもある「ヒメムラサキ」です。アニメの作中で描かれた恋愛模様と前段のショートムービーの内容とをリンクさせた楽曲です。
楽曲の中盤から、御奈々鳥の翼がピカピカ光りだします。
ステージ上部に目を向けると、和風の切妻屋根がいつの間にかライトアップされて神戸のルミナリエっぽく洋風に変わっていました。

悦楽カメリア
…たぶんこんな衣装じゃなかった(汗
「ヒメムラサキ」の後はステージが暗転。かわりにステージ前方に障子が何枚か登場しました。
障子と闇に隠れるようにして、たぶん奈々さんは御奈々鳥の翼を脱いでいたのだと思います。
「ヒメムラサキ」でしっとり聴かせた後は、あの曲です!あの曲がまだ出ていません!
和風の楽曲ならこの曲!
「悦楽カメリア」です。
障子の向こうから和傘を持った奈々さんが登場です。かつて無いほど「和」が強調された「悦楽カメリア」でした。
その後、わたしの大好きな
「ミュステリオン」、
「UNLIMITED BEAT」と続いてアンコールへと突入するのでした。
てっきり「UNLIMITED BEAT」が今回の「ヒメムラサキ」のポジションに行くのだとばかり思っていたので、意外でした。しかし無事歌ってくれて安心。結局「君よ叫べ」が無かったのは少し残念。
アンコール1曲目の
「RODEO COWGIAL」で奈々さんはトロッコに乗ってアリーナ席をぐるっと移動していきます。
アンコールでは
「ヘッド~!」の声が客席から上がります。わたしはスマギャンは聴いていないのですが、なんでももうすぐ777回を迎えるとのことで、記念企画もいろいろ考えているとのことです。
アンコール最後の楽曲が
「STARTING NOW!」というのが奈々さんらしくて好きです。
「STARTING NOW!」終盤のジャンプで銀テープが発射されました。 MCでは
「これで終わりじゃないのが良いよね~」と久しぶりのツアーを喜ぶ奈々さんの姿もありました。
飛び道具無し、乗り物も無し(アンコールを除いて)、開幕曲と映像曲を飾ったのは10年以上も前の楽曲です。
アップテンポのいわゆるエレガ曲にメインを任せずともここまで盛り上げた水樹奈々の歌唱力、そして企画コーナーに象徴されるバックバンドの演奏力、個人の能力の高さを感じた公演でした。

初日公演終了後のガイシホール
満足度の高い公演でした。正直申しますと、先日の甲子園ライブよりも全然好みです。
水樹奈々さん、参加された方、お疲れ様でした。ありがとうございました。
【→名古屋公演2日目へ続く!】
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当方も名古屋LIVE、2日間参加しました!今回はお会いしませんでしたね・・・(笑)
今回のセットリストはチョイ昔&最近の曲の融合で激アツで最高でした!
次回は大阪に参戦予定です!