読み終わったミステリについてコメント。でも最近は脇道にそれぎみ。 このブログは水樹奈々さんを応援しています。
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100人の偉人 

3月30日放送『100人の偉人 歴史を変えたヒーロー・ヒロイン編』3


   >69位 コナン・ドイル



  …うむ。
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[ 2007/03/30 21:43 ] 【気になった事】 | TB(0) | CM(0)

島田荘司「サテンのマーメイド」 

サテンのマーメイド サテンのマーメイド
島田 荘司 (1990/02)
集英社

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★★★★☆

 輝く青い瞳、魅惑的なプロポーションにサテンのドレスをまとった女は何に怯えているのか?アメリカ西海岸で探偵をする〈わたし〉の許に、雨の金曜日の夜、仕事の依頼に現れた女はサラと名乗った。フェラーリを駆って自分を12時までに、サウスポイントまで運んでほしいと懇願した。そして同じ頃250マイル離れた2つの町で同じ男が轢き殺される奇妙な事件が起きていた…。濃い霧と美しい海に散る神秘的な女と無償の追跡を続ける男の愛。新境地を拓くハードボイルドミステリー。

 島田荘司さんが描くハードボイルド。結構前の作品です。ハードボイルドといってもそこは島田荘司、謎にはこだわっています。時間をおかず、250マイル離れた二地点で男が二度轢き殺されるというもの。
 序盤で「私」にむけたサラの視線が、真相を知った後では少し違った意味をもってき、ラストの哀しみにつながります。強くなければ生きていけない、やさしくなければ生きていく資格は無い、という有名な言葉を地でいくようなハードボイルドで、そのせいかトリックが少し浮いている感はします。しかし、ミステリアスな謎があるがためにサラ・マーメイドのミステリアスさもを増徴されているのもまた事実です。
 思ったより面白い作品でした。
[ 2007/03/30 19:43 ] 島田荘司 | TB(0) | CM(0)

戸板康二「團十郎切腹事件 中村雅楽探偵全集1」 

團十郎切腹事件 團十郎切腹事件
戸板 康二 (2007/02/28)
東京創元社

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★★★★★

 江戸川乱歩に見いだされた「車引殺人事件」にはじまる、老歌舞伎俳優・中村雅楽の推理譚。美しい立女形の行方を突きとめる「立女形失踪事件」、八代目市川團十郎自刃の謎を読み解く、第42回直木賞受賞作「團十郎切腹事件」など全18編。

 古本屋で見つけた際に何冊か買っていたから、このシリーズは結構読んでいたと思っていたのに、短編だけでなんと85編!こんなにあったんですね、知りませんでした。本書第1巻にはそのうちの18編が収録されています。
 「團十郎切腹事件」が直木賞を受賞した作品だそうですが、読んだ限りでは謎解きを楽しむのにも十分な探偵小説です。話の骨格は『時の娘』と似ていて、中村雅楽はベッド・ディテクティブとして活躍します。謎解きの面白さ、雅楽がそう考えるにいたった根拠が明確で、ラストのユーモアも悪くない。作中人物たちの人の良さも伝わってきます。
 「團十郎切腹事件」のほかには「盲女殺人事件」あたりが良かった。殺人シーンは画になっているし、一見無関係なエピソードが犯人を告発するのも気が利いている。心理的なトリックと物理的なトリックが入り乱れた犯行を、緻密に張られた複線や手がかりをもとに暴く、謎解きミステリの醍醐味が味わえる短編です。
 こういった作品があるかとおもえば「文士劇と蝿の話」といった脱力気味なオチのある作品もあり、バラエティに富んでいます。

 歌舞伎になじみの無い私にでも、作中でそれなりに説明されているからわかりやすいし、歌舞伎界を描いた作品が多い中でもワンパターンに陥っていません。アリバイトリックに暗号、怪奇趣味などミステリのネタいろいろと料理してくれています。「松王丸変死事件」の冒頭なんかは『緋色の研究』を思わせるし、「等々力座殺人事件」はあの作品だし、「團十郎切腹事件」は先に書いたように『時の娘』だし、海外作品の影響を受けたと思える作品も多く見られ、それらが単なる模倣ではなく、歌舞伎の世界とミステリとを融合させているところがすごいのです。歌舞伎とはあんまり関係の無い「滝に誘う女」などでも、人情とか美とかは見られ、日本人でよかったと思える作品ばかりです。

 18篇のそのどれもが、ものすごく読み応えがあるため、一冊の本としては濃すぎるというくらいに中身が充実しています。一編一編味わいながら読むのがよろしいかと。
 若い読者にはとっつきにくいかもしれないけれど、国内の短編シリーズでは、亜愛一郎や三番館シリーズとタメを張るくらいの出来だと思うので、はげしくおすすめ。
[ 2007/03/28 17:48 ] 戸板康二 | TB(0) | CM(0)

世にも奇妙な物語’07春の特別編 

 昨日の夜『世にも奇妙な物語・春の特別編』を観ました。

 最近は放送するたびに「つまらなかった」や「しょぼかった」といった感想を目にしますが、こう長く続く番組だと、視聴者一人一人がお気に入りの作品を持っていて、各人がハードルを高く設定してしまうのは仕方が無いのかも。


 「もし自分が主人公と同じ立場だったら」と考えて、心に残りそうなのは「才能玉」が一番かな。『花さか天使テンテンくん』が似たような話ですが、この手の話はいろいろと妄想してしまいます。ああいった才能があるのならば、推理作家になるのがベストだろうとおもったけれど、「彼女を幸せにする」というオチを成立させるにはやはり警官なのでしょうか…収入の点で^^;

 「雰差値教育」は今回の5作品の中では一番面白かったです。この手のひっくり返し方は、ありがちだけど嫌いじゃないです。「生徒の個性を伸ばす」だの「先生が上から生徒を押さえつけては駄目」だの、なんだか今風でしたね。
 生徒たち自身で雰囲気を盛り上げる(雰差値を上げる)ことはできず、結局先生に頼らざるを得ないという設定もいいじゃないの。クラスにおいてやっぱり先生の力は大きい。
 生徒による教師の利用を、『ごくせん』や『3年B組金八先生』の展開交えて描いていることにも意味がありそうだ。

 「午前2時のチャイム」はレッドへリングがあからさますぎるうえ、ネタもどこかで読んだ気が。あんまり面白くなかったです。伏線を堂々と張っている点ではフェアではありますが、なんだか、一段で落とせるか不安だから二段構えにしてみました、って作者の魂胆が見えてきそう。
 ところで、このドラマに限らず椎名桔平の必死な顔を見ると笑ってしまうのはなぜだろう。

 「ヴァーチャルメモリー」は、ひょっとしたら自分にも失われた重要な記憶があるのかも、と視聴者に考えさせる点で怖い作品だと思います。
 ストレスがたまる→記憶を売ってお金稼ぎ→貯まったお金でストレス発散→仕事に精を出す→記憶が無くなったから仕事をミスする→ストレスがたまる、という無限ループの中にオチをうまく滑り込ませたなかなか面白い作品でした。
 ところで、記憶の売買というテーマを謎解きミステリにもってくれば面白いのができそう。犯人じゃないのに犯罪の記憶があったり、犯人なのに犯罪の記憶がなかったり。

 「回想電車」は、たとえホームレスであっても心は貧しくない、人から尊敬されたり友人との思い出があるんだぞ、といったことを描いた作品で、夢を見ているのが社会人ではなくホームレスであると視聴者に誤認させたことで、それを証明したといえるのではないでしょうか。なんとなく『X論争』を思い浮かべました。
 お金はあるが本当にしたいことはできなかった「才能球」、自作自演をしてまでよい先生であり続けようとし生徒に裏切られた「雰差値教育」、精神を病んだ男の「午前2時のチャイム」、記憶(思い出)を売ってお金を得た結果破滅する「ヴァーチャルメモリー」、以上の4作とは対照的な作品です。ホームレスが一番幸せそうなのが皮肉ですね。

 どこかで見たことのあるオチが多かったのが残念だけど、まぁこんなもんじゃないかなあ。
[ 2007/03/27 23:00 ] 【映像】 | TB(0) | CM(1)

クェンティン作品の翻訳のこれから 


844 名無しのオプ sage 2007/03/23(金) 23:58:06 ID:a1mclnTs
外出だったらすまんが・・
扶桑社が始めた日記によると↓『悪女パズル』の訳者の人が亡くなったそうだ。
その人あっての企画だったらしいから、もう扶桑社でのクェンティンは望み薄?
というか、もっと驚いたのはその人が『女郎ぐも』を新訳しかけてたこと!
http://www.fusosha.co.jp/mysteryblog/




 これ本当ですかー?
 ってリンク先見ると本当みたいですね。

 悲しい…いろんな意味で。




848 名無しのオプ sage 2007/03/24(土) 03:09:58 ID:ZAPwnCv2
女郎ぐもの新訳欲しかったなあ
もしかすると、論創の訳もこの人がやる予定だったとか?
それだと企画がボツになった理由も分かるが




 これも本当なら最悪だ。
[ 2007/03/24 17:00 ] 【気になった事】 | TB(0) | CM(0)

論創海外ミステリ 今月発売の本 

ハーレー街の死 ハーレー街の死
ジョン ロード (2007/03/26)
論創社

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 ロンドンのハーレー街にある診療所で医師の変死体が見つかった。検死審問では、目撃者の証言と動機の不在から事故死の評決が下った。だが、何かが気になる。数学者探偵プリーストリー博士たちは、捜査と推理を始め…。


 ついにきました!
 ジョン・ロードの代表作が発売されます!

 なにやら、殺人でも自殺でも事故でもないパターンの事件が書かれているらしく、興味がわきます。
[ 2007/03/24 11:52 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

高畑京一郎「タイム・リープ あしたはきのう」 

タイム・リープ―あしたはきのう (上) タイム・リープ―あしたはきのう (上)
高畑 京一郎 (1997/01)
メディアワークス

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タイム・リープ―あしたはきのう (下) タイム・リープ―あしたはきのう (下)
高畑 京一郎 (1997/01)
メディアワークス

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★★★☆☆

 鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失している事に気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えの無い文章があった。"あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい…"若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香に何が起こっているのか調べ始める。だが、導き出された事実は、翔香を震撼させた。"そ、んな…嘘よ…"第1回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞した高畑京一郎が組み上げる時間パズル。最後のピースが嵌る時、運命の秒針が動き出す―。

 時間パズルという言い方がまさに的を射ており、ちょっと読んだことのないタイプのタイムスリップものでした。
 こういうタイムスリップに必ず付いてまわるのが因果率というやつで、過去に遡ってあれこれ行動してしまうと、現在において辻褄があわなくなっちゃうこともしばしば。ですがこの作品はそのあたりの整合性のとりかたが抜群にうまく、きわめて完成度が高いのです。終盤の犯人との対決シーンとかとくに。こういうめちゃくちゃなタイムスリップの繰り返しを描いていたら、どこかで無理な処理をしなければならないだろうと思っていたのに、うまく最後の1ピースがはまってしまった。

 基本的に学園青春SFものなんだろうけれど、パズルを組んでいくような面白さがあるので、ミステリファンにもおすすめできます。確か『本格ミステリ・クロニクル300』でも紹介されてましたよね。映画化もされたようですし、割と読者を選ばない作品なのではないでしょうか。
[ 2007/03/23 18:08 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

ジョン・ディクスン・カー「盲目の理髪師」 

盲目の理髪師【新版】 盲目の理髪師【新版】
ディクスン・カー (2007/02/21)
東京創元社

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★★★★☆

 大西洋をイギリスに向かう豪華客船クィーン・ヴィクトリア号で発生した、二つの盗難事件と殺人事件。すれ違いと酔っぱらいのどんちゃん騒ぎのうちに、消えたはずの宝石は現われ、死体は忽然と消え失せる。笑いとサスペンスが同居する怪事件の真相やいかに? 巨匠カーの作品中、もっともファルスの味が濃いとされる本書はまた、フェル博士が安楽椅子探偵を務める本格編でもある。

 ドタバタ劇が書きたかっただけちゃうんかと。いやまあ推理のほうも『空のオべリスト』みたいな手がかり索引がついているから、フェアプレイに徹しているというのはわかります。ドタバタがうまいこと目くらましになっていたりして面白いです。
 また本作では、フェル博士はアームチェアディテクティブな感じで謎解きをします。やっぱりフェアプレイという点では、探偵と読者が同じ立場に立てるこういうスタイルが手っ取り早いと思うんだけど、『爬虫類館の殺人』のHM卿みたいな、探偵のドタバタがなかったのは残念だ。

 イネスなどのファルス系作品が続々と翻訳されている現在に、この作品が再刊されたのはグッドタイミングだと思いますが、どうせなら新訳で読みたかった。でもまあ絶版作品でもこうして再刊してくれるだけでありがたいです。

映画「ZOO 生き残るための、五つの選択。」 

ZOO ZOO
小林涼子 (2005/08/05)
東映

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★★★☆☆

 若手作家・乙一原作による短編集「ZOO」を、4作品の実写と1作品のアニメーションを織り交ぜて映画化したオムニバス幻想サスペンス。安藤尋監督『ZOO』他、『カザリとヨーコ』『SEVEN ROOMS』『陽だまりの詩』『SO-far そ・ふぁー』の全5作品を収録。

 無難な出来。
 原作者と映画監督が別人である以上、その原作にこめられた全てを100%映像作品として表現するのが無理なのはしかたありません。しかし映像である以上、なんらかの形で表現してしまわないといけないのが辛いところ。たしかに原作に忠実だけど、なにか足りないという感じが最後までしてなりませんでした。これ以上何をどうしろというわけではないんだけど、ある意味で映像が文字を超えられないことを感じた作品です。『SO-far そ・ふぁー』とかの配役は良いんですけど。
[ 2007/03/19 21:00 ] 【映像】 | TB(0) | CM(0)

エリザベス・フェラーズ「嘘は刻む」 

嘘は刻む 嘘は刻む
エリザベス・フェラーズ (2007/03)
長崎出版

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★★★☆☆

 人の心に潜む悲しき性を浮き彫りにする米国本格ミステリ
 とあるイギリスの田舎町。狂った時計が溢れかえった部屋で有名な家具デザイナーが射殺される。周囲の人々は嘘の鎧で身を固め、決して本音を明かそうとしない。絡み合う嘘の糸が解かれ、浮かびくる非情な結末とは……。

 これが事実だ、とハッキリと言い切れないものが多い中で、推理を繰り広げます。時計はどれも狂った物ばかりで真の時間は教えてくれず、関係者は訳あって嘘をついたり隠し事をしたり…。そんな嘘や偽りにまみれた世界の中で、たった一つ信じるに足る決定的な事実を見つけた瞬間、全ての謎が氷解します。クライマックスのカタストロフは絶大で見事としか言えません。あるワンシーンにいくつもの重要事項が潜んでおり、しかもそれが読者の前には比較的印象に残りやすいシーンとしてさらけ出されているので、驚きも大きい。
 物語の中のミクロが真相のマクロと直結しており、このギャップのある2つを無理無く繋げているのはすごいです。

 この本には、本編が始まる前にレッド・へリングと名乗る人物から読書の手引きを聞かされます。なおこれは内容からしてフェラーズが書いたものではありません。この前口上の必然性がよく分からないんですが、ひょっとしたら、ものすごく鋭い読者なら、この文章のために本編を読んでいる途中で真相が見抜けてしまうかもしれません。○○に注意しなさい的なことが書かれてあるから。いや、でもまあ大丈夫かな。

 個人的にはトビー&ジョージ・シリーズの方が好みですが、本書も悪くありません。作品の雰囲気からユーモアを排除することは仕方の無いことで、ミステリとしてはいい感じ。いやむしろ素晴らしい方です。
 ただ、なんでだろうなぁ、やっぱり値段が(略
 でも Gem Collection ではロラックよりはこっち。

谷原秋桜子「砂の城の殺人」 

砂の城の殺人 創元推理文庫 砂の城の殺人 創元推理文庫
谷原 秋桜子 (ショウコ) (2007/03/10)
東京創元社

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★★★☆☆

 行方不明の父親を捜すため、倉西美波はアルバイトに励んでいる。冬休み目前、今度は廃墟専門カメラマンの撮影助手を務めることになった。しかし、向かった先でミイラ化した死体を発見! しかもそれが、長年行方が知れなかった雇い主の母親だというから……。この発見を契機に、崩れ落ちそうなその廃墟で、次々と人が死んでいく。著者渾身のシリーズ第三弾。新作書き下ろし長編。

 これはシリーズで一番良かった。
 表紙絵はこんなのだけど、内容は密室殺人に加え、死体が館を動き回ったり宙に浮いたりするという不可能犯罪の連発です。どれも関係者の目の前で不可能犯罪が演出されており好感触です。おまけに舞台はクローズドサークル!
 アルバイトのうまい話から殺人事件へ巻き込まれていく展開に、強引さを感じたのは前作同様なんですが、前ほどは気にならない。
 探偵役の藤代修矢以外にも直美やかのこも積極的に推理を展開するため、トリックを明かして終ーわり、という作品になるのを防いでおり、不可能犯罪満載の作品でありながら謎解きの面白さを味わえるのが素晴らしいです。栄一殺しの、かのこの推理なんかはバカミス的で面白かった。

 美波の父親探しにも進展(と同時に美波と修矢との関係にも進展!?)があり、次作への引きも用意されているためシリーズファンを楽しませてくれます。この調子だと、次作は秘境小説っぽいのもアリな感じですが…。

 この本にはCADで描いたと思しき平面図がついています。が、気になるところがいくつか。
 トイレに関して、小便器が2つあるみたいだから、同時に何人か出入りする(用を足している時に扉が開かれる)んでしょうが、ドアがこの開き方だとホールから丸見え。蝶番の位置を反対にするとか、あと便座と小便器の間に仕切りもほしい。それから浴室の便器も気になる。
 あと勝手口も欲しいところ。
 父親の寝床も不透明。書斎で寝るのかな?


 今年は今のところ本格ミステリは不作気味だから、この調子でいくとこの作品は年末のランキングに絡んでくるかも。


 おっと、そいえばまだ前作の『龍の館の秘密』の感想書いてませんでしたね。いずれ思い出しながら…。
[ 2007/03/15 21:00 ] 谷原秋桜子 | TB(0) | CM(0)

パトリック・クェンティン「二人の妻をもつ男」 

二人の妻をもつ男 二人の妻をもつ男
パトリック・クェンティン、大久保 康雄 他 (1960/03)
東京創元社

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★★★★☆

 ビル・ハーディングは、現在C・J出版社の高級社員として社長の娘を妻に迎え、幸福な生活を送っていた。ところがある晩、偶然に前の妻、美人のアンジェリカに会った。この時からビルの生活には暗い影がさし、やがて生活は激変し、殺人事件にまきこまれていく。英米両国の全批評家絶賛になる、新しき古典ともいうべき作品。

 ポスト黄金時代におけるサスペンスの重要作品。
 何をどうやったらここまでの作品を創り出せるのか、皆目見当がつきません。警察の介入によって、待った無しの後戻りの出来ない流れをうみだし、それが物語に良いテンポを与えています。さらに、話が進むにつれて事実関係が明るみになり、登場人物の心情にも変化が生まれ、何を拾って何を捨てるかといった各人の考えも変わっていきます。つまりこの作品は、事件は錯綜していながらも心地よいテンポとスピード感をそなえていると言えるのです。
 登場人物の心理が、起伏に富む展開や終盤のサプライズのキーとなるのですが、その心情の変化に無理がないのが素晴らしいです。実際に作者がどこかで同じ事を経験したんじゃ無いのか、と勘繰ってしまうくらい自然でありリアルでありながら、且つ予想外の驚きを味あわせてくれます。
 序盤、死体が転がるまでが退屈だったのが少々残念ですが、その後の展開は完璧です。視点人物が犯人でもないのに、倒叙物に似た読み心地がするのも、きっと作者の狙いのうちだと思います。
 論理的推理によるものではないにしろ、ここまで中段のサスペンスを描ききった作品を読んだのは、なんだか久しぶりです。面白かった。

ケータイからカキコ 

ブログつながらねー(T_T)

よく分かってないんですが、プロバイダやら回線やらの問題らしいから、このブログを見れてる人と見れてない人がいると思います。

わたしと同じ26番サーバーを使っているブログ、どれにもアクセスできません(><;)
87番サーバーを使っている北山猛邦さんのブログ(終末観測所)にはアクセスできるんですがね。

オワタ\(^O^)/
[ 2007/03/12 17:19 ] 【気になった事】 | TB(0) | CM(0)

ヘレン・マクロイ「家蝿とカナリア」 

家蝿とカナリア 家蝿とカナリア
ヘレン・マクロイ、深町 真理子 他 (2002/09)
東京創元社

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★★★★★

 精神分析学者ベイジル・ウィリングは魅惑的な主演女優から公演初日に招かれた。だが劇場周辺では奇妙な出来事が相次ぐ。はたして、観客の面前でなしとげられた大胆不敵な兇行! 緻密な計画殺人に対し、ベイジルが披露する鮮やかな推理。大戦下の劇場に多彩な演劇人を躍動させながら、純然たる犯人捜しの醍醐味を伝える謎解き小説の逸品。

 アメリカン本格ミステリの重要作品。
 実は完訳とのことで買っただけで安心して、そのまま積読状態でした。

 これは素晴らしすぎる。サスペンスではなく、謎解きミステリ作家としての一面が良く表れている作品です。
 事件現場に序盤から意味ありげに現れる蝿とカナリア。それらは事件解決の手がかりであることは序盤に明かされているのですが、強烈な印象を読者に残すだけで、真相を掴ませることはさせません。
 華やかな劇場ステージとその裏通りの寂しさ、大都市の夜景と灯火管制による闇夜、蝿とカナリアなどなどの対比が極めて美しく、それは役者の表の顔と裏の顔などにもあらわれており、精神分析学者のベイジル・ウィリング博士が活躍する物語とぴったりです。

 マクロイのデビュー作『死の舞踏』では謎解きに少々不満が残ったものの、探偵役が犯人の心理を重んじているため、こんなものかと勝手に納得していたんですが、本作の場合はそんなことありませんでした。全ての謎が解けるクライマックスはたいへんな盛り上がりを見せ、犯人とウィリング博士が対峙するシーンは名場面です。作中には数多くの伏線がはられており、犯人を疑うに足る手がかりもきちんと用意されています。そして謎解きの最後のひと押しとして、序盤から読者の目の前にちらついていた科学的証拠と心理的証拠がそれを補完するのです。もう格好良すぎます。

 謎解きだけでなく、その他さまざまなシーンで読者を魅了してくれる本格ミステリの傑作です。
[ 2007/03/11 20:30 ] ヘレン・マクロイ | TB(0) | CM(0)

ニコニコ動画 

 ニコニコ動画(γ)テスターとして、今日は動画を観賞。
 やっぱりMADムービーが面白いですね。


 そんなわけで観た中からお気に入りをピックアップ。
 コメントのノリが2ちゃんねるなので、初めての方は注意されたし。


 
 TVアニメ『名探偵コナン』のOPとミスター味っ子の融合。着眼点が素晴らしすぎる。
 一体何のアニメだよって分けわかんない感じですが、とにかくかっこいい。包丁がビシッと極まるところなんか特に。




 ※TVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の「孤島症候群」のネタバレあり
 もともと『逆転裁判』のパロディ色があった話を、その解決部分を『逆転裁判』に飲み込ませた動画。




 ※Xbox360用ソフト『地球防衛軍3』のネタバレあり
 投稿者のおじいちゃんが『地球防衛軍3』をプレイした動画。
 このシリーズは何作かあって、ほかにも「おじいちゃんの硫黄島」なんかが面白い。
 BGMのチョイスとおじいちゃんの狙いの正確さに驚き。




 グループ魂の『君にジュースを買ってあげる』と涼宮ハルヒのノリの良さが一体となった作品。
 繰り返し観てしまいます。



 ※暴力的・グロテスク・流血シーンあり。注意!
 ホラー映画の殺人シーンを集めた動画。三津田信三さんとかなら全部作品名がわかるんだろうなぁ。
 こうやって観ると、ジェイソンやフレディといった殺人鬼自体の個性とは別に、殺人シーンもいろいろとあるんだなぁ。
 例えばライトノベルが萌えや魅力的なキャラクターを活き活きと描き、ホラーが個性的な人が死ぬ瞬間を演出し、ミステリーが人の死後に謎を解き犯人を探し出す。役割分担が出来てるね。
[ 2007/03/10 20:36 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

携帯アプリ「仮面幻想殺人事件」 

仮面幻想殺人事件 仮面幻想殺人事件
元気モバイル株式会社

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★★★☆☆

 稀代の名探偵、癸生川凌介ら探偵事務所の面々が難事件に挑む!「プレイすると死ぬ」と言われているオンラインRPGには、果たしてどんな秘密が隠されているのか?
 本格推理アドベンチャー!

 携帯キャリアでauをご利用のミステリーファンのみなさんに朗報です。
 3/8~4/5の一ヶ月間のみ携帯電話ゲームの『仮面幻想殺人事件』が無料ダウンロードできます(1回ダウンロードすればずっと無料で遊べます)

 そんなわけで、前から気になっていたこの<癸生川凌介事件譚シリーズ>第1弾『仮面幻想殺人事件』をプレイしてみました。

 ゲームシナリオライターの生王(いくるみ)の視点がいわばプレイヤーの視点で、彼自身が関わった事件を携帯ゲームとして発表している、というのが基本設定のようです。もちろん金田一耕助の如く、事件発表者のほかに名探偵が設定されており、その人物こそが癸生川凌介なる人物です。

 ゲームシステムはファミコンソフトの『ポートピア連続殺人事件』のようなコマンド選択式。「場所移動」「話す」「調べる」といった感じのコマンドを選択していって事件の真相に迫るわけです。ぶっちゃけ推理力が無くてもコマンド総当りでエンディングまでいけます。

 『仮面~』というタイトルやオンラインRPGなどから、製作者がどういうネタを仕込んでいるのかは見当がついてしまいますが、思ったよりは全然良かったです。といっても、大山誠一郎さんの某類似タイトル作品みたいにトリックとロジックを売りにしているわけではなく、関係者の意外な人間関係や動機が面白かったです。
 分量的には短編ミステリ程度ですが、二段構えの解決編や多層構造の事件、ラストの綺麗なつじつま合わせなど、割と練りこまれている印象をうけます。
 ただ、癸生川が登場してからはプレイヤーが傍観者になってしまい、終盤の謎解きにあまり関わっていけないのが残念なところです。一応、犯人が誰かわかるかい?といったようなことを癸生川から聞かれるんですが、謎解きがそれだけではさすがに物足りない。
 ゲームとしては微妙、ミステリとしてはまずまず、といった感じ。
[ 2007/03/09 19:15 ] 【ゲーム】 | TB(0) | CM(0)

長崎出版 海外ミステリ Gem Collection 4 

 今月発売の Gem Collection 。
 先月のジョン・D・マクドナルドはスルーしたけど、今月は読むよー。


嘘は刻む 嘘は刻む
エリザベス フェラーズ (2007/03/09)
長崎出版

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 人の心に潜む悲しき性を浮き彫りにする米国本格ミステリ
 とあるイギリスの田舎町。狂った時計が溢れかえった部屋で有名な家具デザイナーが射殺される。周囲の人々は嘘の鎧で身を固め、決して本音を明かそうとしない。絡み合う嘘の糸が解かれ、浮かびくる非情な結末とは……。



 フェラーズはなんとなく文庫で読みたい作家なんだけど、もう翻訳されるだけありがたいです。

 『嘘は刻む(The Lying Voices)』は1954年に発表された作品です。順番的にはトビー&ジョージのシリーズが完結した後のもの。
 フェラーズは膨大な量の作品を残していて、その作風にも変化がみられるというふうなことが、確か『世界ミステリ作家事典』に書かれていたような気がするけど、今手元にないので確認できない、残念!

 時計が溢れかえった部屋かぁ…またこの作品も現場は大変なことになってるね。面白そう!
 発売は3月9日。もう本屋さんに並んでるかな?
[ 2007/03/08 22:50 ] 【気になった事】 | TB(1) | CM(4)

モーリス・ルブラン「水晶の栓」 

水晶の栓 水晶の栓
モーリス・ルブラン (2007/02)
早川書房

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★★★★★

 政界の黒幕ドーブレック代議士の別荘へ侵入したルパン一味。ところが計画が狂い、ルパンが可愛がっていた青年ジルベールを含む二人の部下が逮捕されてしまう。怪盗の部下逮捕の報に世間は沸きたち、迅速な死刑が決定した。部下救出に策を凝らすルパンは、そもそもの発端であるドーブレックがその力の源とする、ある品物に狙いを定めるが……迫りくるタイムリミット、強大な敵との対決。ルパン最大の苦闘が、今始まった!

 すごく面白かったです。
 ルパンシリーズは翻訳に抵抗があるものばかりで、このハヤカワ文庫版がでるまでは一切読んでいなかったので、もちろんこれも初読。なにやら新潮文庫版と創元推理文庫版は、終盤にルパンが「南無阿弥陀仏」というセリフを吐く素晴らしい訳になってるそうではないですか(笑)

 作中でルパンは数多くの失敗をし、相手に出し抜かれたりもするけれど、その数だけ彼は立ち直ります。まさに不屈の男アルセーヌ・ルパン!格好良過ぎるでしょう。ルパンが事件の中心ではなく、なにも無理せず身を引けば、彼に危険は無いのだけれど、彼は積極的に事件に関わっていくのです。彼を駆り立てるのは、友情や愛などといったもので、弱きものを助け悪を討つ姿は、ホームズと勝るとも劣らないヒーローの姿です。解説によるとこのようなヒーローは、作品が発表された当時の民衆が求めた姿のようではありますが、彼の活躍は今読んでも惚れ惚れします。

 ストーリーも単純ではなく、水晶の栓をめぐる争奪戦は先が読めません。タイムリミットつきのサスペンスもあり、これは『幻の女』などと比べても決して遜色ないのではないでしょうか。最後の最後までルパンの勝利が確定しない展開は、読んでいるこっちもどきどきします。特に終盤に来てルパンが諦めモードなるシーン、あれには参った。

 《27のリスト》の隠し場所は今読むとそこまでのものではないのかもしれませんが、ミスリードが優れているため意外性は充分だと思います。
[ 2007/03/07 20:06 ] モーリス・ルブラン | TB(1) | CM(2)

フリーマン・ウィルス・クロフツ「少年探偵ロビンの冒険」 

少年探偵ロビンの冒険 少年探偵ロビンの冒険
F.W.クロフツ (2007/03)
論創社

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★★★☆☆

 今日から長い休みが始まる!わくわくするロビンとジャック。
 だが、川岸で見つけた洞穴の中で二人が目にしたものとは…。
 そこから始まる二人の探偵劇!英国黄金時代の巨匠クロフツが残した唯一のジュニア・ミステリ。
 鉄道にまつわる謎やフレンチ警部の登場などファン必読の一冊。
 初版本に収録された挿絵を完全復刻。
 ヴィンテージ・ジュヴナイル第一弾として刊行。

 初版本の挿絵まで完全収録とは知らなかった。挿絵がいっぱい入っています。しかもフレンチ警部もイラストで登場します。

 長期休暇中に少年ロビンがジャックの家へ遊びに行った際に遭遇した事件を描いています。
 大人たちが働いている現場が舞台となり、またロビンたちは彼らの仕事(警察の捜査や鉄道の敷設)とも密接に関わっていくため、少年たちにとっては、言ってみれば日常の中の非日常といったようなものが舞台となっているわけです。古城や孤島といった非日常を舞台とするジュブナイルとはまた一味違った作品といえます。このあたりはたいへんクロフツ的。作者自身が鉄道技師をやっていただけに、大人たちの口からは鉄道に関する専門的な話もとび出してきます。
 プロットはさほどひねくれておらず、トリックや犯人も割と単純なんですが、終盤の少年たちのスリル満点の活躍は見ごたえがあります。憧れの人との出会いや、目くるめく事件の数々…うんうん、いいじゃないの。ジュヴナイルの面白さがいっぱいつまった作品です。

 それにしても挿絵で見る限り、少年たちの服装は紳士的だね。さすが英国紳士!
[ 2007/03/05 21:04 ] F・W・クロフツ | TB(0) | CM(0)

ヘンリー・ウェイド「議会に死体」 

議会に死体 議会に死体
ヘンリー・ウェイド、武藤 崇恵 他 (2007/02)
原書房

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★★★☆☆

 議会演説で市政批判を繰り広げた議員が、ほんのわずかな休憩時間に刺殺体で発見された。錯綜する証言に、やがて浮かび上がったある真相とは…。巧妙なミスディレクションと伏線に彩られた名匠の代表作。

 前評判どおり地味な作品でした。が、ダイイングメッセージのイラストや庁舎の平面図、関係者の行動表といった小道具がワクワクさせてくれます。
 なんだかいかにも真面目な人が書いたミステリといった感じで、丁寧な事件整理は好感が持てるのですが、せっかく図版をいろいろと入れているのだから、もっとそれで遊んでも良かったと思います。関係者の行動表が出てくるのは終盤で、それをあまりいじるようなことはしていません。登場人物たちの記憶はあいまいで、行動の始点と終点に時間の幅があるのが面白く、誰の証言のどの時間を重要視するかで微妙に様相が変わってきます。そのような状況であるだけに、ロット警部が各人の証言を平等に扱い、単純に時間の幅の平均を取ってしまったのは、捜査としてはベストかもしれませんが、ミステリとしてはちょっと面白くありません。
 しかし、きちんと張られた伏線や終盤の展開はなかなか面白かったです。公衆電話がカギとなるトリックがありましたが、時を経て携帯電話が普及した現代においては、意外と盲点になるトリックかもしれませんね。
[ 2007/03/03 21:02 ] ヘンリー・ウェイド | TB(0) | CM(0)

関田涙「晩餐は「檻」のなかで」 

晩餐は「檻」のなかで 晩餐は「檻」のなかで
関田 涙 (2007/02)
原書房

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★★★★☆

 仇討ちのために用意された建物―「檻」。いまここに七人の男女がいる。彼らにはそれぞれ「殺人者」「被害者」「共謀者」「傍観者」「邪魔者」「監視者」それに「探偵」という役割が与えられている。たがいに自分の役割しか知らない。だから誰にも気が許せない。やがて、ひとりが死体で見つかる―。気鋭が満を持して書き上げた渾身の長編。

 これいいです。関田さんの作品じゃ一番楽しめた気がする。
 クローズドサークルの中で殺人事件が起こるんだけど、あらかじめ殺人者、共犯者、邪魔者が7人の中にいることが明らかな状態で物語がスタートするわけです。もちろん誰がその役なのかは分かりません。だから、犯人探しのほかに探偵探しの興味もあり、そのうえ邪魔者がいるから誰の証言を信じていいのか分からない。読者にとって頼れるのは地の文のみといった状況。構造的に探偵役のサル(読者が信用するに足る人物)を見つけないと犯人にまで迫れないわけで、一通り読んだだけでは「サルなんかわかりっこないよ!」と思ったけれど、要所要所を読み返してみると、最後迎えに来たスタッフの言葉に対する、ある人物の反応から推理していくことは可能のようだ。
 メタ構造とはいえ最後の落とし方は割とシンプル。ですがスッキリしていながらも、効果的にひねっている感じがします。バッドエンドと見せかけてハッピーエンドに持っていくという、一旦落として持ち上げるやり方なので、ラストの喜びもひとしお。結局芝田の家族はどうなるんだというツッコミの余地も残していて最高です。

 フーダニットに徹した「檻」パートと、ユーモラスな「檻」の外、そのどちらも面白く、それらが交わるラストの驚きも悪くありません。オススメです。
[ 2007/03/01 19:30 ] 関田涙 | TB(0) | CM(0)

原書房のヴィンテージ・ミステリー 

 素行迷宮

 ヴィンテージ・ミステリーの今後の刊行予定が公開されています。

 こういう情報は嬉しいですね。



 クリフォード・ナイトって誰?って状態なんですが楽しみです。

 クレイトン・ロースンの『Death out of Thin Air』がうれしいです。ドン・ディアボロものです。

 マイケル・イネスはアプルビイもの、グラディス・ミッチェルはブラッドリーもの…おお!こちらもすごい。これからますます目が離ない!
 パーシヴァル・ワイルドの長編作品を読むのもこれが初めてになりそうだ。短編は随分ユーモラスだったけど、長編はどんな感じだろう。



 ……



 …



   …あれ……?




  …このミスで予告のあった『Panic Party』は??




There Came Both Mist and Snow There Came Both Mist and Snow
Michael Innes (2001/01/01)
House of Stratus Ltd

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Dancing Druids Dancing Druids
Gladys Mitchell (1975/02)
Severn Ho. Publrs.

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Panic Party (A Roger Sheringham Case) Panic Party (A Roger Sheringham Case)
Anthony Berkeley (2001/08/30)
House of Stratus Ltd

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[ 2007/03/01 17:07 ] 【気になった事】 | TB(0) | CM(2)
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プロフィール

ウイスキーぼんぼん

Author:ウイスキーぼんぼん

初めて読んだミステリは『そして扉が閉ざされた』(岡嶋二人)。以来ミステリにどっぷりハマリ中。
「SUPER GENERATION」で水樹奈々さんに興味を持ち「Astrogation」で完全にハマる。水樹奈々オフィシャルファンクラブ「S.C. NANA NET」会員。

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好きな推理作家:島田荘司ゴッド
嫁本:アトポス)
好きな歌手:水樹奈々ちゃん
嫁曲:SUPER GENERATION)
誕生日:ヘレン・マクロイとおなじ
体型:金田一耕助とおなじ

本年度のお気に入り(国内)
御朱印巡り
集めた御朱印です。
(各都道府県参拝した順)
※記事に出来ていない寺社多数です!鋭意執筆中!
※リンクが切れているものは下書き状態です。しばらくしたら公開されます。

【東京】
・靖國神社(その1)
・靖國神社(その2)
・東京大神宮
・浅草寺 御本尊
・浅草寺 浅草名所七福神
・浅草神社
・浅草神社 浅草名所七福神
・今戸神社
・明治神宮(その1)
・明治神宮(その2)
・増上寺
・烏森神社
・神田明神
・乃木神社
・上野東照宮

【神奈川】
・鶴岡八幡宮
・建長寺
・高徳院(鎌倉大仏殿)
・長谷寺

【愛知】
・熱田神宮
・一之御前神社、別宮八剣宮
・真清田神社
・大神神社
・大須観音

【大阪】
・大阪天満宮
・豊國神社
・四天王寺
・住吉大社
・坐摩神社
・法善寺
・難波八阪神社
・道明寺天満宮
・一心寺
・安居神社
・生國魂神社
・生國魂神社 干支(申)
・生國魂神社 干支(酉)
・三光神社
・玉造稲荷神社
・今宮戎神社
・方違神社
・難波神社
・露天神社(お初天神)
・太融寺
・大鳥大社
・石切劔箭神社
・枚岡神社
・慈眼寺
・久安寺

【京都】
・鈴虫寺(その1)
・鈴虫寺(その2)
・松尾大社(その1)
・月読神社
・天龍寺
・御髪神社
・常寂光寺
・二尊院
・野宮神社
・下鴨神社(賀茂御祖神社)
・河合神社(下鴨神社摂社)
・盧山寺
・梨木神社
・白雲神社
・護王神社
・御霊神社
・下御霊神社
・平安神宮
・銀閣寺(慈照寺)
・金閣寺(鹿苑寺)
・龍安寺
・八坂神社
・八坂神社 美御前社
・八坂神社 又旅社
・八坂神社 冠者殿社
・八坂神社 青龍
・八坂神社 祇園御霊会
・伏見稲荷大社 本殿
・伏見稲荷大社 奥社奉拝所
・伏見稲荷大社 御膳谷奉拝所
・三十三間堂
・養源院
・東福寺
・建仁寺
・南禅寺(その1)
・南禅寺(その2)
・永観堂(禅林寺)
・北野天満宮
・北野天満宮 宝刀展限定「鬼切丸」
・大将軍八神社
・法輪寺(達磨寺)
・妙心寺
・妙心寺 退蔵院
・仁和寺
・建勲神社
・晴明神社
・御金神社
・八大神社
・豊国神社
・由岐神社
・鞍馬寺
・貴船神社
・六道珍皇寺
・六道珍皇寺 六道まいり
・六波羅蜜寺 都七福神
・安井金比羅宮
・知恩院 徳川家康公四百回忌
・青蓮院門跡
・青蓮院門跡 近畿三十六不動尊霊場
・粟田神社
・鍛冶神社(粟田神社末社)
・東寺
・上賀茂神社(賀茂別雷神社)
・大徳寺 本坊
・大徳寺 高桐院
・今宮神社
・妙顯寺
・三千院 御本尊
・三千院 西国薬師四十九霊場第四十五番
・三千院 聖観音
・実光院
・勝林院
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・宝厳院
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・宝蔵寺 伊藤若冲
・勝林寺
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・宇治上神社
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【奈良】
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・薬師寺 玄奘三蔵
・薬師寺 吉祥天女
・薬師寺 水煙降臨
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・東大寺 華厳
・東大寺 二月堂
・春日大社 ノーマル
・春日大社 第六十次式年造替
・興福寺 今興福力
・興福寺 南円堂
・如意輪寺
・吉水神社
・勝手神社
・金峯山寺
・吉野水分神社
・金峯神社
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・法隆寺 西円堂
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・法輪寺
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・橘寺
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【和歌山】
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・高野山 金堂・根本大塔
・高野山 奥之院
・高野山 女人堂
・熊野那智大社
・青岸渡寺
・飛瀧神社
・伊太祁曽神社
・國懸神宮
・紀三井寺

【滋賀】
・比叡山延暦寺 文殊楼
・比叡山延暦寺 根本中堂
・比叡山延暦寺 大講堂
・比叡山延暦寺 阿弥陀堂
・比叡山延暦寺 法華総持院東塔
・比叡山延暦寺 釈迦堂
・比叡山延暦寺 横川中堂
・比叡山延暦寺 四季講堂(元三大師堂)
・三尾神社
・三井寺 金堂
・三井寺 黄不動明王
・近江神宮

【兵庫】
・生田神社
・廣田神社
・西宮神社
・湊川神社
・走水神社
・千姫天満宮
・男山八幡宮
・水尾神社
・兵庫縣姫路護國神社
・播磨国総社 射楯兵主神社
・甲子園素盞嗚神社
・北野天満神社

【岡山】
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・吉備津彦神社

【鳥取】
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・宇倍神社
・聖神社
・鳥取東照宮(樗谿神社)

【広島】
・吉備津神社
・素盞嗚神社
・草戸稲荷神社
・明王院
・出雲大社 福山分社
・沼名前神社(鞆祇園宮)
・福禅寺(対潮楼)

【徳島】
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【福岡】
・太宰府天満宮
・筥崎宮(筥崎八幡宮)
・住吉神社

【沖縄】
・波上宮

■朱印帳■
・京都五社めぐり
・高野山 開創1200年記念霊木朱印帳
・平安神宮 御朱印帳
・全国一の宮御朱印帳
・住吉大社 御朱印帳
・建仁寺 御朱印帳
・今戸神社 御朱印帳
・大将軍八神社 御朱印帳
・晴明神社 御朱印帳
・東寺 御朱印帳
・明治神宮 御朱印帳
・大阪市交通局 オオサカご利益めぐり御朱印帳
・北野天満宮「宝刀展」記念朱印帳
・熊野那智大社 御朱印帳

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