読み終わったミステリについてコメント。でも最近は脇道にそれぎみ。 このブログは水樹奈々さんを応援しています。

大阪の枚方市にある穂谷コスモスの里へ行きました。 

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 こんにちは!
 管理人のウイスキーぼんぼんです。

 大阪府枚方市にある穂谷コスモスの里へ行きました。
 関西にはコスモスの名所が多く存在し、この穂谷もそのうちのひとつだそうです。

 枚方市は「ひらパー」ことひらかたパークで有名な場所ですが、この時期はコスモスも見られるとのこと。早速行ってきました。





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 「コスモスの里」と言ってもそういう観光施設があるわけではなくて、普通の畑にコスモスが植わっている感じです。
 あぜ道から「おじゃましまーす」という感じで入っていってコスモスを観賞するわけです。

 駐車場は完備されているのでそれを利用するのが良いですが、京阪電車の枚方市駅からも1時間に2本くらいバスが出ているのでそれを利用しても良いです。駅からバスに乗って1時間ほど。田舎街の割には比較的アクセスは良好といった感じ。


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 ただ、この穂谷コスモスの里については、観賞ばかりではなくて、100円払えば10本のコスモスを刈り取って家に持ってかえることができます。文字通りの「コスモス狩り」です。

 わたしのように写真撮影ではなくて、こういう「コスモス狩り」が目的であれば、ちょっと路駐して、バッサリバッサリコスモスを刈り取ってサッと退散する、ということも可能です。実際にそういう方を結構見かけました。


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 コスモス綺麗ですねー。

 ただ、カメラを持っている人よりも、剪定バサミを持っている人の方が多く、わたしが写真撮影している横で、パッチンパッチンとハサミでコスモスを刈り取っている人がいる光景はなんだか異様でした。
 10本100円で農家さんも潤うだろうし、正直格安で手に入るので需要は多そう(実際に結構人で賑わっていた)なのですが、良いとか悪いとかは別に個人的には肌に合わないコスモス園だな、と感じました。

 長居植物園や万博記念公園に行けば手っ取り早くて間違いないのですが、たまには休日を利用して遠出しても良いかな、と思ってこの穂谷に来てはみたものの、遠出した割にはなんだかなぁ、という感じで「関西のコスモスの名所」という言葉に期待しすぎて勝手にハードルを上げすぎた感がありました。


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 この穂谷コスモスの里は11月上旬くらいまで開園しているみたいですが、見頃が終わり次第終了とのことです。
 しかし行ってみた感じ、観光客による「コスモスの刈り取り」がえげつないくらいに行われているので、来週あたりには「禿げ山」になってしまうのではないか、と思いました。

 関西のコスモスの名所はまだまだいっぱいあるので、次も懲りずに別の場所に足を運んでみようと思います。この穂谷にはもう行きません。
 今年は無理かな?来年かな?

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 コスモス畑の近くの畑には向日葵が植えてありましたが、こちらも収穫された後でほとんど残っておらず、残っているものについても朽ちているものばかりでした。夏の終りを感じます。


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[ 2021/10/17 22:40 ] 【おでかけ】 | TB(0) | CM(0)

鳥飼否宇「指切りパズル」 

指切りパズル指切りパズル
2021/9/29

鳥飼否宇 (著)

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★★★☆☆



 【内容紹介】

 人気の動物アイドルユニット・チタクロリンのミニコンサート中におきた指切り事件。
 そこからさらに連鎖する指切断事件。嘘つきは誰だ!

 綾鹿市動物園で行われるチタクロリンのコンサート。予想以上の集客で混乱する中メンバーの飯岡十羽が撫でようとしたレッサーパンダに指をかみ切られてしまう。
 チーフ警備員の古林新男は綾鹿署の刑事・谷村の聴取に応じるうちになし崩し的捜査に協力していく。
 そして関係者次々に襲われて指を切断される事件が続いていく。




 ここ数年『紅城奇譚』や『隠蔽人類』といった奇想が爆発したような良作が次々と発表されたので、今作にも期待したのですが、びっくりするくらいオーソドックスな本格ミステリで逆に驚きました。
 連続殺人事件の被害者の指が次々と切り落とされる異様性が大きく、サイコスリラー的な要素をはらんではいるものの、物語の展開は冷静で、限定的な関係者の中から犯人を絞り込もうとする展開は本格味にあふれています。
 本書の見どころは、やはりなんと言っても「指切り」の動機にあり、連鎖するホワイダニットの意外性が面白いです。アイドルユニットのメンバーとその関係者が、主に過去を背景とした動機を持っており、複雑に思惑が絡み合うものの、クライマックスでは整然と彼らの考えと行動が整理されるのが見事です。関係者それぞれがパズルのピースとなっており、ピースが収まるべきところに収まった時に初めてすべての真相が見通せる展開は「端正な本格」と言って良いと思います。
 大トリックや巨大なサプライズで読者をあっと言わせる趣向は小さいものの、物理トリック主体の『紅城奇譚』などと比べてもミステリとしてやっていることは引けをとっていません。事件現場から得られる物的な手がかりは限定的で、その手がかりのみでは真相まで到達できないのが面白いところです。関係者全員の過去に迫る必要があり、そこから彼らの考えと思惑がいかように共鳴し合っているかが明るみになった時、現代の事件で彼らがつぶやいた言葉の虚実の判定が行われ、ドミノ倒し的に切断された五指の謎が明らかになる展開は圧巻です。
[ 2021/10/12 19:22 ] 鳥飼否宇 | TB(0) | CM(0)

映画「ズーム 見えない参加者」 

ズーム/見えない参加者ズーム/見えない参加者
1時間8分
2020
ヘイリー・ビショップ (出演), ジェマ・ムーア (出演), ロブ・サヴェッジ (監督)

商品詳細を見る

★★★★☆



 【内容紹介】

 新型コロナウイルスでロックダウン中のイギリス。6人の友人グループはロックダウン中も週に1度はZoomを介して定期的に集まろうと約束を交わす。ある時、グループの1人、ヘイリーが霊媒師をゲストに招き、みんなで「Zoom交霊会」をしようと提案する。メンバーはヘイリーの新しい提案にのり、いつもの飲み会のノリで和気あいあいと交霊の儀式を始める。部屋の照明を落とし、ろうそくを用意して、霊媒師の先導で進行していたが、そのうちそれぞれの部屋で異変が起こり出す。霊媒師は除霊を試みたが効果はなく、不気味な現象は次第にエスカレートしていく。彼らは暗闇に潜む何かから逃れることができるのか-?!






 昨年公開されたホラー映画で、全編「Zoom」の画面のみで展開する作品です。
 ホラー映画として、アマゾンのユーザーレビューはイマイチな感じですが、個人的にはめちゃくちゃ楽しめました。
 新型コロナウイルスでロックダウン中の作中世界が時勢を反映しており、「Zoom会議」なる新しい形での「人との繋がり」が、海外映画でありながも視聴者に親近感を与えます。「Zoom」の画面はこのご時世見覚えのある人も多いと思います。
 映画『Search』に近い印象ですが、インスタグラム、フェイスブック、ツイッターといったいくつものSNSを駆使して構成した映画だったのに対し、本作『ズーム』はその名の通り「Zoom」アプリ一本なのがホラー映画成功の要因のひとつに思えます。
 というのも、「Zoom」はウェブカメラに映った範囲でしか相手の情報を知ることができないため、相手に何が起こっているのか分かっているようで完全に分からない、この微妙なもどかしさが楽しいし、カメラの外から何か出てくるんじゃないかといったような「見えているはずなのに見えない恐怖」といったようなものが恐怖を増大させています。
 前述のような「Zoom」によって「繋がっている」という状態は完全にまやかしにか過ぎず、どうあがいてもメンバーはいずれも遠隔地にいるのです。本来ろうそくを囲んで手をつなぎ円を作って行う降霊術が成功するわけがなく、「繋がっている」幻想に容赦なくメスを入れてくるのが面白いです。物語は徐々に「良くない方向」へと向かっていくのですが、誰が引き金を引いたのか微妙に曖昧になっており、「何が悪かったのだろうか」と視聴者に想像の余地を残しているため、低予算映画の割に物語が広がりを見せるのが良いです。

 序盤は緩やかに和やかに、笑い話も混ざりながらトークが進んでいくのですが、後半に至っては怒涛の展開で、まるでジェットコースターに乗ったような気分です。あっと驚かせる場面があったかと思えば、「来るぞ来るぞ」といったような「見えない恐怖」などもあり、複合技で視聴者に恐怖をお見舞いしてきます。
 クライマックスシーン――怒涛の恐怖の連続の後に訪れる静寂と、何も映さないウェブカメラは得も言われぬ余韻を残します。1時間程度の短い作品ですが、短距離走のように一気に叩き込んでくる感じが満足度を高めています。コロナ禍の今観るべきホラー映画です。おすすめです。
[ 2021/10/11 22:36 ] 【映像】 | TB(0) | CM(0)

信楽陶器まつりでお茶碗を買う旅 

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 こんにちは!
 管理人のウイスキーぼんぼんです。

 滋賀県甲賀市信楽町で行われている「信楽陶器まつり」へ行きました。
 信楽は「信楽焼」で有名な、日本六古窯のひとつです。

 「信楽陶器まつり」は一年に一度、この10月に行われる信楽焼のビッグイベントで陶器ファンに人気なのだとか。
 大阪から日帰りで行くのにはピッタリの距離感です。
 わたし個人としては特に陶器ファンでは無いのですが、この信楽へは以前から訪れてみたいと思っていたので、この「信楽陶器まつり」開催に合わせて行ってみました。


[ 2021/10/10 23:55 ] 【おでかけ】 | TB(0) | CM(0)

映画「マスカレード・ナイト」 


映画『マスカレード・ナイト』公式サイト
https://masquerade-night.jp/


★★★☆☆



 【内容紹介】

 ある日、警察に匿名の密告状が届く。それはホテル・コルテシア東京で大みそかに開催されるカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”に、数日前に起きた殺人事件の犯人が現れるというものだった。パーティー当日、捜査のため再びフロントクラークとしてホテルに潜入した刑事・新田浩介(木村拓哉)は、優秀なホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)の協力を得て任務に当たる。しかし、500人の招待客は全員仮装し顔を仮面で隠しており、二人は殺人犯の特定に苦戦する。






 泣く子も黙る東野圭吾ミステリーの映画化です。
 ホテル・コルテシア東京を舞台にした「マスカレード・ホテル」シリーズの映画化第二弾で、原作で言うとシリーズ第三作目を映画化したものです。原作の第二作目は、新田と山岸が出会う前を描いた「エピソード0」という位置づけのため、後回しにされたのでしょう。
 前作『マスカレード・ホテル』が意外と面白かったので、今回は映画館に足を運んでみることにしました。

 「ホテルに来るお客様はみんな仮面をかぶっている」という前提のもと、客のプライバシーは執拗に詮索しないのがホテルマンの鉄則だそうですが、その「仮面」をかぶった客の中から犯人を特定する基本構成は前作同様でありながら、本作では物理的に仮面をかぶった客が容疑者のため、犯人の特定は前作以上に困難を極めます。
 刑事の新田と、ホテルマンの山岸の、凸凹でありながら二人合わされば完全な形となるバディは本作でも楽しく見れます。事件とは関係なく、新田と山岸コンビに水を差すようなホテルマンの登場によって、一波乱あるのも刺激的で、はやくもマンネリ回避になっているのも工夫されていると思います。

 作中で数多くのお客様がホテルにやってきて、それぞれが内に秘めたる事情を持っているため、物語としてはなかなか分厚いものになっています。仮想パーティが始まる午後11時をリミットとして、新田たちは犯人特定のため奔走するわけですが、11時が近づくにつれて、その「お客様」たちが全員、続々とレッドヘリングとして泳ぎだすのが、物語の盛り上がりを加速させます。
 ただ、その容疑者たちの中で、ひときわ目立った泳ぎ方をする(早い段階から犯人候補として刑事たちから目をつけられている)レッドヘリングがいるのですが、結局「犯人に○○されていただけ」という真相に落ち着いてしまうのはミステリのネタとして少し安直に思います。また、ミステリ全体と方向性として、関係者が「恐喝されていた」あるいは「恐喝していた」という考えが、仮説段階あるいは真相段階において幅を効かせているのも動機の面としては安直なのではないかと思いました。「恐喝万能説」とでもいうほど都合よく動機が処理されていってしまいます。

 新田(キムタク)と山岸(長澤まさみ)のバディは、ミステリ的にも美男美女の絵的にも良いと思うし、ホテルの内部をメインステージとした舞台構成と、「ホテルに宿泊されるお客様」というクローズドサークル的な容疑者囲い込みは、これは作者の発明だと思うし、ミステリとしての見どころは多いです。一方で、そういった「器」に盛られたミステリの趣向(ハウダニットは考慮外としても、フーダニットやホワイダニット)はいま一歩という感じもします。
 フーダニットについては「名犯人」という点では前作以上に評価できます。犯人役をされている俳優さんの演技が抜群に上手いため、新田に犯人として告発されたのを機に態度が豹変する姿は、まさに犯人が「仮面」を剥ぎ取られた瞬間です。空気が変わる瞬間は映像ならではの見どころです。

 そうそう、明石家さんまが本作で友情出演しているのですが、友情出演と言う割に視聴者に悪い意味でインパクトを残すような出演の仕方をしているのが個人的には嫌でした。もはや老害の域。
[ 2021/09/20 22:49 ] 【映像】 | TB(0) | CM(0)

澤村伊智「邪教の子」 

邪教の子邪教の子
2021/8/24

澤村 伊智

商品詳細を見る

★★★☆☆



 【内容紹介】

 この家はまともな場所ではない。ここは邪教の巣だ。だから私たちは彼女を救い出す。『ぼぎわんが、来る』の気鋭がニュータウンを舞台に描く、戦慄のサスペンススリラー。




 ホラー畑で有名な澤村伊智氏の新作で、本作についてはこれまでのように超自然的な怪異が描かれている訳ではなく、カルト教団の恐ろしさを描いた作品です。
 二部構成のプロットが贅沢で、中盤に一捻り加えてくるのが面白いです。知らず知らずのうちに騙されてしまうミステリの魅力を、知らず知らずのうちにカルト教団に絡め取られてしまう恐怖とに重ねて描いているがの上手いです。
 前半で描かれる飯田茜救出の物語と、後半で描かれる「大地の民」への潜入の物語は、いずれも視点を変えると世界が変わって見えてくる趣向が共通しており、ミステリとしての仕掛けは単純でありながら、単純だからこそ「ハマってしまった時」のサプライズは強大です。ただ趣向の方向性が前半後半で似たりよったりのため、個人的には前半が終わった時に打ち込まれたジャブが、終盤の仕掛けを示唆してしまっているように思えます。ラストのサプライズについては「でしょうね」で終わってしまってさほど驚けません。

 ホラー作家だけあってリーダビリティは異様に高く、本作のようなミステリを書いた際にはやはり「強い」ですね。
 帯の「驚愕」という文字に目が奪われがちですが、ミステリの趣向としては飛び越えたハードルは高くなく、前衛的なことをしているわけではありませんが、リーダビリティが高いので全然読ませます。プロットも工夫されていて、エンタメ小説としては面白く読めました。

 宗教とは違いますが、女性を監禁から救う展開は、なんとなく我孫子武丸氏の『修羅の家』を思い出しました。「驚愕」「戦慄」という点では我孫子氏のほうが上です。
[ 2021/09/14 00:13 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

映画「オールド」 

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映画『オールド』公式サイト
https://old-movie.jp/


★★★☆☆



 【内容紹介】

 バカンスを過ごすため美しいビーチを訪れ、それぞれに楽しいひと時を過ごすキャパ一家。そのうち息子のトレントの姿が見えなくなり、捜してみると彼は6歳の子供から青年(アレックス・ウルフ)へと成長した姿で現れ、11歳の娘マドックスも大人の女性(トーマシン・マッケンジー)に変貌していた。不可解な事態に困惑する一家は、それぞれが急速に年老いていることに気付く。しかしビーチから逃げようとすると意識を失なってしまい、彼らは謎めいた空間から脱出できなくなる。






 『シックス・センス』や『アンブレイカブル』三部作でおなじみのM・ナイト・シャマラン監督によるサバイバルスリラーです。
 シャマラン監督の映画は、この自粛期間中に何作か観てきて、比較的面白いものばかりだったので今回の新作『オールド』は映画館に足を運んでみました。

 そこにいるだけで急激に歳を取ってしまう不思議なビーチが舞台となります。
 このシチュエーションだけで思わず観てしまいたくなるような作品で、ホラーテイストの劇場版予告と相まって、個人的に見る前から心を鷲掴みにされました。
 さっきまで小学生だった息子と娘が、目を離した隙にティーン・エイジャーになってしまっていて「お前らだれやねん」というツッコミが聞こえてきそうなほど呆然とする両親の表情が印象的です。
 「スタンド攻撃を受けているッ!」という表現がまさにぴったりで、感覚としては『ジョジョの奇妙な冒険』第5部のプロシュート兄貴のスタンド攻撃と同じです。しかし本作の場合基本的に回避方法がなく(発見できず)、成すすべなく自滅を待つという展開が絶望感を煽っていて面白いです。

 本作で描かれる老化を進める超常現象については、科学的なメカニズムが一応あって終盤に説明がされます。ホラー方向に振れるのであれば理由付けは無くても良いのではないかと思ったものの、原因があり理屈があるから頭で考えて回避策を取れるのであって、こういうエンディングに持っていくのには、やはり訳分からんなりにもメカニズムの説明は必要か、と観終わって考えを改めました。
 ビーチに招かれた観光客に持病持ちが多いことにも必然性があり、「行きはよいよい帰りは怖い」的に入ったは良いが戻ることができない不可逆性も理屈で説明されたり、高台からビーチが観察されている理由なども最後に明らかになったり、謎に対して理屈で説明が行われる展開は極めてミステリ的ですが、最終話で明かされるオチについては2021年の映画でこのオチかい、と期待しないほうが良いレベルです。つまりミステリ的な手続きで進む映画ではあるものの、『シックス・センス』や『アンブレイカブル』のような、当時誰もが驚いたような大きなラストサプライズには期待しないほうが良いです。

 とはいえそれでも面白く観れたと思います。
 物語の大部分が閉ざされたビーチで展開し、不可解な現象の中で、パニックになりながらも個々人がとる行動が見事に描かれているため「密室劇」的な面白さもある作品です。

[ 2021/09/12 23:46 ] 【映像】 | TB(0) | CM(0)

ニンテンドースイッチを買いました。 

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 ニンテンドースイッチを買いました。
 新型コロナウイルスの影響で2020年から自粛期間が続く中、家でゲームでもやろうと思って、じつは昨年に購入を検討していたのですが、全然在庫がなくて結局買えずじまい。
 昨年はヨドバシやビックカメラ、イオンモールやゲオなどで抽選予約に応募しまくった末、根こそぎ落選したので、もう良いやと思って諦めていたのですが、最近ふと気になってヨドバシカメラのホームページを覗いてみると在庫は潤沢。ようやく手に入れることができました。

 厳密に言えばニンテンドースイッチではなく、購入したのはニンテンドースイッチライトです。携帯モードでしか遊べない廉価版ですが、個人的にはたぶんガッツリはやらないので「ライト」にしてみました。
 ネットの情報を見ると、「ライトは二台目にすべき。」「まずはTV出力できるスイッチを買うべき」「ボタンが潰れたら終わり」「要はライトを買うやつは情弱」という意見が過半を占めているのですが、昔みたいにゲームに対して熱は無いのでとりあえず流行りものをやってみようという感覚です。
 もはや二周遅れを通り越して三周遅れ状態で、当初『あつまれ どうぶつの森』が無性にプレイしたかったのですが、結局その熱も冷めてしまったので、ソフトは買っていません。

 スイッチが出てからもう4年ほど経つので、初期に出たソフトの評価も概ね固まっているものが多くて、ひとまず評価の高い

 『スーパーマリオオデッセイ』
 『マリオカート8 デラックス』
 『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』


 を購入した上で、個人的に遊んでみたかった

 『戦国無双5』
 『クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~』


 の2本と、夏休みにセールがかかっていた、昔出た『FINAL FANTASY IX』をダウンロードしてみました。

 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はボリュームがありそうで、プレイしているうちに飽きそうな予感がしたので、評価は高いもののひとまず後回しです。


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 それからアミーボというフィギュアも買ってみました。これをニンテンドースイッチにタッチすると、ゲーム内でお得な特典が得られるらしい。


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 まあ、任天堂のゲーム機なんだから、まずは「マリオ」だろうと思って『スーパーマリオオデッセイ』をクリアしました。
 オリンピックでも話題ですしね。

 よくよく考えてみたら、「スーパーマリオ」はファミコンの「3」以来です。
 程よく歯ごたえのある難易度が良く、むかしにくらべて非常にカジュアルになっている印象です。
 やっぱりワールドワイドのコンテンツのためか、舞台も世界の国々を旅行するスタイルで楽しい。マップが旅行パンフレットみたいになっているのが良いですね。あるステージが「和」を全面に押し出しているのもそんな感じがしたし、思わず笑っていました。


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 アクションは結構難易度が高いな、と思ったものの、ファミコンの頃のマリオも決して初見時は優しくなかったことを思い出します。
 ラスボスのクッパについても、攻撃は結構苛烈でありながら、リズムやパターンを覚えれば攻略が容易で、「よく考えて作ってあるなー」と感心してしまいます。


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 『マリオカート8 デラックス』もナンバリングタイトルのようですが、スーパーファミコンの「マリオカート」以来です。
 スーパーファミコンで使っていたドリフトなどのテクニックは引き続き使えるようで、25年くらいのスランプがある割には結構戦えています。
 走っていると逆さまになったり枝分かれに継ぐ枝分かれがあったりと、コースが格段にレベルアップしていて、走るだけでも楽しいです。


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 『クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』~おわらない七日間の旅~』もクリアしました。

 『ぼくのなつやすみ』のクレヨンしんちゃん版で「オラ夏」という愛称で親しまれているようです。
 一週間を繰り替えすスタイルで、ゲットできる昆虫や魚なども「ぼくなつ」よりは少なく、比較するとボリュームは少なめ。
 しかし、タイムループやタイムトラベルといったSF要素が盛り込まれていいるので「クレヨンしんちゃん」らしさは大きく、「ぼくなつ」との差別化は上手く出来ている感じです。
 個人的にはボリュームはこれくらいで全然良いです。クリアまで短い=つまらないの図式は成り立たないと思います。


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 今攻略中なのが『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』です。

 これは本当にやばいゲームで、ハマりだしたら時間があっという間に過ぎます。
 当面の目標が与えられ、その目標を達成すると次に行ける、という流れなのですが、回り道をしだすとキリがなく、自由に建築できてしまうのがヤバい。
 なにもない空間に放り出されて「さあ好きにやりなさい」ではなくて、「あんな事やこんな事もできますよ」というヒントが息つく暇も無く次々にプレーヤーに与えられ、あれもやりたいこれもやりたい状態になります。


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 今後は『戦国無双5』で織田信長の行く末を案じながらも


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 やり残していた『ファイナルファンタジー9』を攻略していく予定。

 ミステリサイト管理人らしく『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟- 』『ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS 』も追々…。

[ 2021/09/10 19:21 ] 【ゲーム】 | TB(0) | CM(0)

白井智之「死体の汁を啜れ」 

死体の汁を啜れ死体の汁を啜れ
2021/8/30
白井 智之

商品詳細を見る

★★★★☆



 【内容紹介】

 この街では、なぜか人がよく殺される。
 小さな港町、牟黒市。殺人事件の発生率は、南アフリカのケープタウンと同じくらい。
 豚の頭をかぶった死体。頭と手足を切断された死体。
 胃袋が破裂した死体。死体の腹の中の死体……。
 事件の謎を追うのは、推理作家、悪徳刑事、女子高生、そして深夜ラジオ好きのやくざ。
 前代未聞の死体から始まる、新時代の本格ミステリ!




 連作短編集で、トリック一発勝負のものから緻密(!?)な犯行計画を描いたものまでバラエティに富んでいます。
 しかし連作短編集ということもあって、死体損壊の暴力が描かれる点はどの短編も共通しており、全体を覆う雰囲気は決して穏やかではありません。しかし、登場人物たちの頭のネジが飛んでいるのか、アンモラルなブラックユーモアに覆われているのも事実で、決して暗澹たる雰囲気になっていないのが作者らしいところです。
 死体損壊については、豚の頭を死体にかぶせたり、母親の贓物を食らった息子の死体がその母親の腹の中に収まっている、など筆舌に尽くし難い物が多くあり、ギャグなのかホラーなのか、異様な味わいがあります。

 トリックに比重の置かれた短編ばかりなのが個人的に好感触で、いずれも読者の想像を絶するものばかりです。開幕早々の「豚の顔をした死体」は読者の盲点を突く犯行現場、「何もない死体」の推理を重ねるごとに様相を変化させる密室トリック、「折り畳まれた死体」の消去法推理によるフーダニットと意外な(?)犯人、「死体の中の死体」や「生きている死体」のフーダニットなどが個人的に印象的で、いずれも執筆にはエネルギーが費やされたと思しき重量級のネタです。それゆえに短編であるのが少しもったいないような気もします。トリを飾る「生きている死体」の後日談も、決して笑えるようなオチではないものの、本書にあってはもはや笑っとくしかない、とでもいうような連作短編集としてはなかなか綺麗な幕切れだと思います。

 どの短編もボリュームは決して大きくないのですが、むせ返るような死臭がすさまじいので、読み終わった後はついついマンゴーソーダでも飲んで落ち着こう、という気にもなります。
 作者のカラーが全面に出た良短編集です。「へんてこな死体」というガワばかりで無く、本格ミステリとしての中身も一級品です。心配ご無用!

[ 2021/09/08 21:32 ] 白井智之 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

ウイスキーぼんぼん

Author:ウイスキーぼんぼん

初めて読んだミステリは『そして扉が閉ざされた』(岡嶋二人)。以来ミステリにどっぷりハマリ中。
「SUPER GENERATION」で水樹奈々さんに興味を持ち「Astrogation」で完全にハマる。水樹奈々オフィシャルファンクラブ「S.C. NANA NET」会員。

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好きな推理作家:島田荘司ゴッド
嫁本:アトポス)
好きな歌手:水樹奈々ちゃん
嫁曲:SUPER GENERATION)
誕生日:ヘレン・マクロイとおなじ
体型:金田一耕助とおなじ

本年度のお気に入り(国内)
御朱印巡り
集めた御朱印です。
(各都道府県参拝した順)
※記事に出来ていない寺社多数です!鋭意執筆中!
※リンクが切れているものは下書き状態です。しばらくしたら公開されます。

【東京】
・靖國神社(その1)
・靖國神社(その2)
・東京大神宮
・浅草寺 御本尊
・浅草寺 浅草名所七福神
・浅草神社
・浅草神社 浅草名所七福神
・今戸神社
・明治神宮(その1)
・明治神宮(その2)
・増上寺
・烏森神社
・神田明神
・乃木神社
・上野東照宮
・波除稲荷神社
・富岡八幡宮

【神奈川】
・鶴岡八幡宮
・建長寺
・高徳院(鎌倉大仏殿)
・長谷寺

【愛知】
・熱田神宮
・一之御前神社、別宮八剣宮
・真清田神社
・大神神社
・大須観音

【大阪】
・大阪天満宮
・豊國神社
・四天王寺
・住吉大社
・坐摩神社
・法善寺
・難波八阪神社
・道明寺天満宮
・一心寺
・安居神社
・生國魂神社
・生國魂神社 干支(申)
・生國魂神社 干支(酉)
・生國魂神社 干支(戌)
・生國魂神社 干支(亥)
・生國魂神社 干支(子)
・生國魂神社 干支(丑)
・三光神社
・玉造稲荷神社
・今宮戎神社
・方違神社
・難波神社
・露天神社(お初天神)
・太融寺
・大鳥大社
・石切劔箭神社
・枚岡神社
・慈眼寺
・久安寺
・多治速比売神社

【京都】
・鈴虫寺(その1)
・鈴虫寺(その2)
・鈴虫寺(その3)
・松尾大社(その1)
・月読神社
・天龍寺
・御髪神社
・常寂光寺
・二尊院
・野宮神社
・下鴨神社(賀茂御祖神社)
・河合神社(下鴨神社摂社)
・盧山寺
・梨木神社
・白雲神社
・護王神社
・御霊神社
・下御霊神社
・平安神宮
・銀閣寺(慈照寺)
・金閣寺(鹿苑寺)
・龍安寺
・八坂神社
・八坂神社 美御前社
・八坂神社 又旅社
・八坂神社 冠者殿社
・八坂神社 青龍
・八坂神社 祇園御霊会
・伏見稲荷大社 本殿
・伏見稲荷大社 奥社奉拝所
・伏見稲荷大社 御膳谷奉拝所
・三十三間堂
・養源院
・東福寺
・建仁寺
・南禅寺(その1)
・南禅寺(その2)
・永観堂(禅林寺)
・北野天満宮
・北野天満宮 宝刀展限定「鬼切丸」
・大将軍八神社
・法輪寺(達磨寺)
・妙心寺
・妙心寺 退蔵院
・仁和寺
・建勲神社
・晴明神社
・御金神社
・八大神社
・豊国神社
・由岐神社
・鞍馬寺
・貴船神社
・六道珍皇寺
・六道珍皇寺 六道まいり
・六波羅蜜寺 都七福神
・安井金比羅宮
・知恩院 徳川家康公四百回忌
・青蓮院門跡
・青蓮院門跡 近畿三十六不動尊霊場
・粟田神社
・鍛冶神社(粟田神社末社)
・東寺
・上賀茂神社(賀茂別雷神社)
・大徳寺 本坊
・大徳寺 高桐院
・今宮神社
・妙顯寺
・三千院 御本尊
・三千院 西国薬師四十九霊場第四十五番
・三千院 聖観音
・実光院
・勝林院
・宝泉院
・寂光院
・宝厳院
・大覚寺
・清涼寺
・祇王寺
・化野念仏寺
・落柿舎
・城南宮
・飛行神社
・石清水八幡宮
・岡崎神社
・長岡天満宮
・平野神社
・法金剛院
・高台寺
・清水寺
・清水寺(西国三十三所草創1300年記念)
・宝蔵寺 阿弥陀如来
・宝蔵寺 伊藤若冲
・勝林寺
・平等院 鳳凰堂
・宇治神社
・宇治上神社
・智恩寺
・元伊勢籠神社
・眞名井神社
・梅宮大社
・錦天満宮
・藤森神社(あじさい祭り限定)
・智積院
・御香宮神社
・神護寺
・西明寺
・高山寺
・大豊神社
・三室戸寺
・吉祥院天満宮

【奈良】
・唐招提寺
・薬師寺 御本尊
・薬師寺 玄奘三蔵
・薬師寺 吉祥天女
・薬師寺 水煙降臨
・東大寺 大仏殿
・東大寺 華厳
・東大寺 二月堂
・春日大社 ノーマル
・春日大社 第六十次式年造替
・興福寺 今興福力
・興福寺 南円堂
・如意輪寺
・吉水神社
・勝手神社
・金峯山寺
・吉野水分神社
・金峯神社
・法隆寺
・法隆寺 西円堂
・中宮寺
・法輪寺
・法起寺
・元興寺
・橿原神宮
・橘寺
・飛鳥寺
・飛鳥坐神社
・般若寺

【和歌山】
・金剛峯寺
・金剛峯寺 六波羅蜜
・高野山 金堂・根本大塔
・高野山 奥之院
・高野山 女人堂
・高野山 徳川家霊台
・高野山 南院(波切不動尊)
・熊野那智大社
・青岸渡寺
・飛瀧神社
・伊太祁曽神社
・國懸神宮
・紀三井寺

【滋賀】
・比叡山延暦寺 文殊楼
・比叡山延暦寺 根本中堂
・比叡山延暦寺 大講堂
・比叡山延暦寺 阿弥陀堂
・比叡山延暦寺 法華総持院東塔
・比叡山延暦寺 釈迦堂
・比叡山延暦寺 横川中堂
・比叡山延暦寺 四季講堂(元三大師堂)
・三尾神社
・三井寺 金堂
・三井寺 黄不動明王
・近江神宮
・滋賀縣護國神社

【兵庫】
・生田神社
・廣田神社
・西宮神社
・湊川神社
・走水神社
・千姫天満宮
・男山八幡宮
・水尾神社
・兵庫縣姫路護國神社
・播磨国総社 射楯兵主神社
・甲子園素盞嗚神社
・北野天満神社

【岡山】
・吉備津神社
・吉備津彦神社

【鳥取】
・白兎神社
・宇倍神社
・聖神社
・鳥取東照宮(樗谿神社)

【広島】
・吉備津神社
・素盞嗚神社
・草戸稲荷神社
・明王院
・出雲大社 福山分社
・沼名前神社(鞆祇園宮)
・福禅寺(対潮楼)
・厳島神社
・大願寺
・千光寺
・艮神社

【徳島】
・大麻比古神社

【福岡】
・太宰府天満宮
・筥崎宮(筥崎八幡宮)
・住吉神社

【沖縄】
・波上宮

■朱印帳■
・京都五社めぐり
・高野山 開創1200年記念霊木朱印帳
・平安神宮 御朱印帳
・全国一の宮御朱印帳
・住吉大社 御朱印帳
・建仁寺 御朱印帳
・今戸神社 御朱印帳
・大将軍八神社 御朱印帳
・晴明神社 御朱印帳
・東寺 御朱印帳
・明治神宮 御朱印帳
・大阪市交通局 オオサカご利益めぐり御朱印帳
・北野天満宮「宝刀展」記念朱印帳
・熊野那智大社 御朱印帳

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2016年の水樹奈々さん
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